無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2013/08/28 カテゴリー: <連載> エコハンター。 タグ: エコハンター エコハンター第90回「何〜!またしても、腸か!」 はコメントを受け付けていません
エコハンター第90回「何〜!またしても、腸か!」
 
 
先月のこと。農学博士の小泉武夫さんの基調講演「和食と健康—日本型食生活のすすめ—」を聞きに青森市へ行ってきました!
小泉さんのお話によると、免疫力は43歳を境にぐーんと落ちてしまうのだそうです。
エコハンターは今年で37歳。どうにか予防策を取れないものかと思っていたところに小泉さんが言いました。
「免疫力というものは腸で作るんです。実に、腸で80%の免疫を作るんですよ」と。
何〜! またしても、腸か!」と私は思いました。
以前にカリマハラジャ(弘前市)の店長・海老名英一さんが「免疫っていうのは腸で作られるんです」と語っていたのを思い出したからです。
 
では一体、腸で何をすれば免疫が上がるのでしょうか? 
小泉さんが言うには、腸が伸縮する「ぜん動運動」によって免疫力が高まるそうです。
そしてこのぜん動運動を促すのが食物繊維だと。
「繊維のあるものをいっぱい食べて、腸でビフィズス菌を増やすといいですね。
ゴボウとかナガイモ、菜っ葉や果物、山菜、きのこ、大豆など。海藻もいいですね。
穀物にも繊維が入っています。これらは和食の主材なんです」
そして小泉さんがお薦めするのもやはりヨーグルト。
「ヨーグルトの菌は悪い菌をやっつけてしまう。体に良い菌を飼っておけばいいです」と。
これからはヨーグルトを食べる時、お腹の中で良い菌を育てているようなイメージを持てそうですね。
 
講演の中で小泉さんが一番力を入れて語ったのが、良いうんこをすること。
健康なうんこ作り運動が必要なのだとおっしゃいました。
「良いうんことは、直径が2、3㌢が標準で、色は山吹色。においは少なく、キレのいいうんこのことです」
そのためには、食物繊維を取ることが一番、重要なのだと。
和食にはみそやしょう油などの発酵食品が使われます。
発酵食品中のコウジ菌や乳酸菌などの微生物をお腹に入れると、お腹の中で微生物が増えるのですって。
ヨーグルトと一緒ですね。
 
和食の基本に立ち返ると、食物繊維の入ったたくさんの野菜を食べることができそうです。
究極のベジタリアンは日本人なのですって。
食物繊維を食べて、この夏を乗り切りましょう!