無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2012/07/04 カテゴリー: <連載> エコハンター。 タグ: エコハンター即席浄水器 エコハンター第12回「即席浄水器を作ったよ」 はコメントを受け付けていません
 
エコハンター第12回「即席浄水器を作ったよ」
 
私たちの体は70%が水分でできていると言われています。
でもそんな数字を出されなくても水が大事だということは感じますよね。
 
私が東京に暮らしていたときに飲んでいた水道水に比べれば、青森の水ははるかにおいしいいのですが、「毎日湧き水のようなおいしい水を飲んで暮らせたらいいのに」と思いつきました。
湧き水の側に引っ越せば解決するのですが、そんなわけにはいかないので、おいしい水を作る方法を考えてみました。
 
雨水は山に染みこむ時と湧き水として湧いてくる時に土や岩などを通り抜けて不純物を濾過され、ミネラルを含んだおいしいお水になりますよね。だったら、同じ環境を作ればいいじゃない。
単純な私はそう考えました。
 
でも、家に山は作れないと気づいたので、気を取り直した私はホームセンターに浄水器を見に行きました。
最近は簡易のポット式のものが流行っているので、よく見かけます。
基本は水道水を注ぎ、フィルターを通った浄水が下にたまるというものです。
 
水は確かにおいしくなるのでしょうが、意外とフィルターの交換などにお金がかかってしまいます。
フィルターの中身は調べてみると、主に活性炭と石でした。
 
表面がぼこぼこした多孔質の炭や石がフィルターの役目をして、塩素やトリハロメタンなどを分解しておいしい水をつくります。
売っている浄水ポットにはきっと高品質のフィルターが使われているのでしょうけども、入っている量はお世辞にも多いとは言えません。
それならば、たくさん入れれば質を量でカバーできるかも。
 
ホームセンターにはさすがに浄水用の石(多孔質で浄水によく使われる麦飯石)はおいていませんでしたが、活性炭や備長炭は見つけることが出来ました。
バーベキュー用の炭よりこれらの炭のほうが、高い温度で焼かれているので表面積が大きくなり、フィルターとしての能力が高くなります。
 
それを我が家の水のボトルに「これでもか!」というほど加えて水道水を入れれば、即席の浄水器の出来上がりです。
買ってきた炭は一度煮沸してから使います。
使っているうちに段々と目が詰まってくるので、一ヶ月に一度煮沸をすると詰まりがとれます。
 
売っているものに比べると不恰好かもしれませんが、自家製浄水器は意外なほど簡単に作れるのでぜひ一度お試し下さい。
 
 
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