傷つくということは、
いつまでも「関係がある」と思うこと
なんだなって思ったんだドグ。
	
	「奇跡の脳」の作者ジル・ボルト・テイラーは、
	脳科学者であるのに自分が脳卒中になった時、
	脳卒中にかかっていることを認識するのが遅れ、
	左脳から出血した際に
	
	「自分と自分以外の世界を分ける機能」を破壊され、
	
	「意識が水のようになって、空間全体に拡がった」
	
ことを、著書の中で語っているんだドグ。
	自分と自分以外のものを「分ける」機能が脳みそにはあって、(それは方向定位連合野って呼ばれる)
	それが作動しているから人は、自分と他人を分けて考えることができるし、空間と自分とを区別することができるんだドグ。
	
	自分の世界というものは、そもそも
	自我を通して構築された世界であるから、
	そこが壊れちゃった時は、悩みそのものが消えるんだなって
	思ったドグ。
	
	世界との一体感を味わったテイラーは、
	右脳だけの甘美な世界、水のように意識が外に流れだす感覚を
	味わったけど、10年近くの長い年月をかけて、
	左脳の機能を取り戻すためのリハビリを行ったんだドグ。
	
	
	左脳の機能が回復すると、
	元の自分、色々なものを分けて考えたがる自分、マイナスな記憶を繰り返し思い出す自分が
	現れて、世界全体に愛されている意識というものは消えてしまう
	ものらしいんだドグけど、
	それでもテイラーは必死の努力で左脳の機能を取り戻し、
	その「脳卒中になった世界」を著書にまとめたんだドグ。
	
	それで、ドグ子はどう思うのかというと、
	自分の中の、ちっぽけな世界の世界貿易センタービルみたいなものを
	破壊されても、実は世界は無数に存在していて、
違う人の脳で物事を見れば、壊れたと思ったものが
実は壊れてなかったりするんだなって思ったんだドグ。
	
	ボンヤリしているドグ子が
	ボンヤリを言語化するのってけっこう
	難しいんだドグけど、
	今日はちょっとだけ言葉にしてみたドグ~☆(^O^)p
	
ドグドグ~!
