Dictionary116号に、やまもとゆみさんの作ったリメイクTシャツが掲載されました。
もう、可愛さがTシャツの範囲を超えてますよ。
こんな可愛い服を着た可愛い女の子を見ちゃったら、
私は、それだけで一日幸せな気分に浸っちゃうだろうなぁ……。
可愛いTシャツ。画像はコチラ。
昨日は一日、「纏う」ことについて考えていました。
ファッションって不思議じゃないですか。
近所のおばあちゃんが「孫が友達を連れてきての、
その友達ってのが片一方袖あるのに、片一方袖ねえ服着ててよお。
なして、袖片一方あるのに片一方ねえんだべ?」
と言っていたので、
「それって、ワンショルダーってヤツじゃないですか……?」
と思ったのですが。
「ワンショルダー」で、
より謎を深めても深みにはまるので、
「そりゃあ……難儀な服ですねえ……。」
と答えておきました。
難儀。
だけども、たとえ難儀でも着たい、着なければならないという気持ちがある。
それは、纏っただけで高揚する気持ち。
ワンショルダーだったら片一方の袖しかないというスリリングな気持ち。
その服を、一目見ただけで胸がきゅんとしたなら、
もう着るしかないと思うんだ。
最近なんだかずっと胸が痛い。
なんかの病気にかかったのかとも思うのだけども、
そういう時期なんだと思う。
原マスミさんの音楽のせいだろうか?
早く情緒が安定しますように。
胸が痛くなるのだけは、
自分の力ではどうにもならないことで。
勝手に痛くなってしまう胸を
治そうとしてもしょうがないから。
痛みっぱなしでいるわけなんだけど。
ああ、こういうの前にもあったなあって思って。
思い出したら、ケンさんで。
ケンさんに初めて会った頃、
本当に毎日胸が痛かったなあって思って。
真冬に冷たい缶コーヒーを飲むケンさんを見て
なんだか、胸がチクチクした。
そういうのを恋と呼ぶんだろうけど、
恋は、死にそうなモノに私の中では分類される。
旅も、死にそうなモノに分類される。
終わりあるものは得てして死にそうなモノで、
瞬間の中に光がつまっており
壊れやすく、そっと扱わなければならない。
そういう一瞬の、、儚いものの美しさ が
やまもとゆみ さんの作品に 閉じこめられている。
届いた帯と、夏の着物。
たとう紙を あけた瞬間に 涙がこぼれた。
何故かはしらない。
勝手に胸が 痛くなるのは 仕方のないことなのだ。