無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2007/06/15 カテゴリー: ブログ。 タグ: Dictionary Dictionary116号 はコメントを受け付けていません

Dictionary116号に、やまもとゆみさんの作ったリメイクTシャツが掲載されました。
もう、可愛さがTシャツの範囲を超えてますよ。
こんな可愛い服を着た可愛い女の子を見ちゃったら、
私は、それだけで一日幸せな気分に浸っちゃうだろうなぁ……。

可愛いTシャツ。画像はコチラ

昨日は一日、「纏う」ことについて考えていました。
ファッションって不思議じゃないですか。

近所のおばあちゃんが「孫が友達を連れてきての、
その友達ってのが片一方袖あるのに、片一方袖ねえ服着ててよお。
なして、袖片一方あるのに片一方ねえんだべ?」

と言っていたので、

「それって、ワンショルダーってヤツじゃないですか……?」

と思ったのですが。
「ワンショルダー」で、
より謎を深めても深みにはまるので、
「そりゃあ……難儀な服ですねえ……。」
と答えておきました。

難儀。
だけども、たとえ難儀でも着たい、着なければならないという気持ちがある。
それは、纏っただけで高揚する気持ち。
ワンショルダーだったら片一方の袖しかないというスリリングな気持ち。
その服を、一目見ただけで胸がきゅんとしたなら、
もう着るしかないと思うんだ。

最近なんだかずっと胸が痛い。
なんかの病気にかかったのかとも思うのだけども、
そういう時期なんだと思う。
原マスミさんの音楽のせいだろうか?
早く情緒が安定しますように。

胸が痛くなるのだけは、
自分の力ではどうにもならないことで。
勝手に痛くなってしまう胸を
治そうとしてもしょうがないから。
痛みっぱなしでいるわけなんだけど。

ああ、こういうの前にもあったなあって思って。
思い出したら、ケンさんで。
ケンさんに初めて会った頃、
本当に毎日胸が痛かったなあって思って。
真冬に冷たい缶コーヒーを飲むケンさんを見て
なんだか、胸がチクチクした。

そういうのを恋と呼ぶんだろうけど、
恋は、死にそうなモノに私の中では分類される。
旅も、死にそうなモノに分類される。
終わりあるものは得てして死にそうなモノで、
瞬間の中に光がつまっており
壊れやすく、そっと扱わなければならない。
そういう一瞬の、、儚いものの美しさ が
やまもとゆみ さんの作品に 閉じこめられている。

ゆみさんの着物

届いた帯と、夏の着物。
たとう紙を あけた瞬間に 涙がこぼれた。
何故かはしらない。
勝手に胸が 痛くなるのは 仕方のないことなのだ。