青森県民は意外なほどにお笑いが好きなのですが、これには青森県に根付いている
青森放送のラジオ番組の中にある、「今週のどんだんず」という投稿コーナーが影響していると思うのです。
1984年よりラジオ番組でリスナー投稿コーナーとして出現した「今週のどんだんず」は、
番組が終了した後もコーナーだけが生き残ったという伝説を持ち、
青森県民にとって怒りを笑いに変える場所なのです。
まずは、CD化された「今週のどんだんず」から一つ、ご紹介しますね。
「先日、テレビでプロレスを観ていたら、それをカッチャ(お母さん)が観て言いました。
わい、わい、わい、わい! こったに血ぃ流して……! 話し合いで解決、できねんだべかの!」
なんでプロレスなのに、話し合いで解決するのよ!? と、
思わず突っ込みたくなる時に青森県民は「どんだんず~!(一体、どうなのよ!)」と叫ぶんですね。
このネタをラジオ番組で聞けない人は、傑作選CDが青森県内のローソンやミニストップで販売されているので
現地でご購入頂けます。
傑作選のCDの中には、孫がバッチャ(おばあちゃん)に毎年「バッチャ、何歳になった?」と聞いても、「62歳!」「62歳!」「62歳!」
と言われ続け、孫がパニックになってカッチャ(お母さん)に聞くと、
「バッチャはね、昔、聖なる水を飲んだからよ……」 と言われ、
「聖なる水って何よ!? どんだんず~!」と叫ぶ回もありました。
青森県のカッチャは予想もつかないことを言いますね。
しかし、どんだんずの真骨頂はやはりジッコ、バッコと呼ばれるジジババネタなのです。
「スーパーの前でジッコが氷の上でムーンウォークしていた……。
知らないふりしてスーパーから戻ると、ジッコが、「工藤さん知らねえか!?」と聞いてきた。
工藤さんって、誰よ!? どんだんず~!」
ジジババは、予想もつかないネタを提供してくれることから、
青森県内ではお年寄りが何か新しいネタをやらないかと、温かく見守る風習まで生まれてきています……。
これが単なるラジオ番組の1コーナーによる影響だとしたら、恐ろしいものがありますね。
ちなみに、青森放送主催で秋に2日間に渡って開催されるRABまつりには、
その時旬な芸人が登場することで有名です。
お金があって人気の芸人を呼んでるわけではなく、ブレイク寸前で安く呼べる芸人を1年前に見抜ける人物がRABにいるからです。
今年のRABまつりは214年9月13日、9月14日の二日間です!
2014年のRABまつりの総合MCは「大!天才てれびくん」でブレイクした古坂大魔王。
芸人にあばれる君や、日本エレキテル連合、可愛さでキテるジバニャンや、アイドルのDREAM5他多数が出演します。
HPをチェックしてみてね☆
お笑い好きの青森県民。 県民性はシャイですが、心の中ではいつでもネタを探しているのです。
※ 文中、ラジオネームがどうしても聞き取れなくて、書き込めませんでした。申し訳ありませんっっ。
ラジオネームがわかる方、お知らせ下さい。ぜひとも!