THE・なるようにしかならない

最近思うのは、なるようにしかならないというのは
ものすごく計算されて出てくる答えが
偶然によってうまく引き出されるということなんDAYONE。
 
先日、「人は死なない」の作者で医師の矢作直樹先生とランディさんを介して出会った
お友達の稲葉俊郎さんが、木村秋則さんに会いに弘前に来るというので、
 
「それじゃ、暇だったら次の日にどっか観光しましょ~」
というお話をしていたのだけど、
その前後にうちの2番目が38度5分の熱を出したりして、
先が読めない感じだった。
 
「まあ、熱が引かなかったら友達に車頼んで、
どっかいい神社に先生たちを連れて行ってもらおう」と、
 
子どもを生んでからというもの、
完全に「なるようにしかならないように生きる」ようになった
私は自分の頭の中に、青森県内の
 
「時間的・肉体的に余裕がある場合に行ける聖地」と、
「時間的・肉体的に余裕がないけど行ける聖地」と、
「和食が食べたい場合の店」と
「洋食が食べたい場合の店」をラインナップさせながら
けっこうのんきに構えていた。
 
今回の風邪は一晩で治るのか、果たして明日は保育園に行けるのかなんていうことを
思いながら、おばあちゃんに風邪ひきの次男坊を預けて、
冬の間、おじいちゃんがお世話になってるグループホームに
長靴とヤクルトを届けにいった。
 
先生たちが弘前に向かって来る夕方4時ころ。
だだっ広い土地に建てられたグループホームからは
津軽平野が一望でき、その向こうに岩木山が優しく淡い紫色に佇んでいるのだけど
冬の夕焼けで空が薔薇色になり、雲が一つ一つ、ダイナミックな形を取りながら
変化していき、
どうしようもないくらい、「神様がいる雰囲気」がその、
グループホームの辺りに漂っていた。
 
 
あ、そうか。矢作先生ってまだ会ったことないけど、
稲葉さんみたいに素直で、きっと神様に愛されてる人なんだろうなあ……。」
と、勝手に思った。
 
私はなんだか、とってもいいものをもらったような気持ちで
おじいちゃんに会って握手し、グループホームを出ると、
もう夜の濃い群青色の空と水色の空が絵の具のように混じり合っていて
星がチラチラと見え隠れしていた。
 
その日の午後6時ころ、生まれて初めてUFOを見た。
満月の日だったので、家の窓から月を見ていたら
2機の飛行機が飛んできて、「あー、飛行機だなあ」と思ったところ
それが急に4機か5機に増えていた。
 
そのうちの1機が、明かりが付いたり消えたりするようにパッパッと移動して見え、
全体的にゆっくりと動いているのを見て、
「連れて行かれたら嫌だ!」
と思って窓を閉めた。
 
恐いのと興奮したので、心臓がドキドキしていた。しかし、本当に主婦というのは
すごいもので、UFOらしきものを見ようが何をしようが、
早く晩ご飯を子供たちに食べさせなきゃと、
普通に階段を降りてご飯をよそってしまうのだった。
 
夫に、「さっきUFOみたいなの見た……」と言うと、
「そういうこともある。」と即答され、
確かにそういうこともあるだろうと納得した。
 
翌日も不思議なほどに晴れ渡っていて、
矢作先生と稲葉さんとウェルカムな雰囲気のある美人の女性が
我が家にやって来た。
次男坊の熱は昨日の夜には既に下がっており、
今朝方元気よく保育園に出かけた後だった。
 
(今日はどこの聖地に向かったらいいのだろうか……時間的に余裕があったら
八戸市の種差海岸に連れて行きたいし、巌鬼山神社と岩木山神社に行くなら
奥州津軽の霊地・猿賀神社には行けないなあ……)
 
そんなことを考えながら我が家の竪穴式住居に案内し、
うちで緑茶を飲みながらエジプトカード占いを披露したところ、
何故かみんな、まじめに「うんうん」と言いながら
カードの解説をちゃんと聞いてくれて
……私は、ランチタイムの終了時間を気にしていた。
 
矢作先生の素直で真っ直ぐなところは、「半端がないな」と思わせる。
目の前にあることに「うんうん」と呟きながらいろんな感覚で味わっているんだろうなあって感じる。稲葉さんを見ると和む。
美人な女性もすごく正直で素直なのが伝わってくる。
ランディさんの周りにいる人は本当に
極上の素直な人ばっかりだな~と思う。
 
占い終わったら既に午後一時半だった。
 
街なかの蕎麦屋は臨時休業だった。それで、ここに行くと
猿賀神社にはもう行けないなあというくらい、弘前城に近い方の蕎麦屋に行くと、
途中で鶴がビルの上を飛んでいた。
街なかで鶴が飛ぶことはめったにない。
白い鳥を見ると私は興奮する。
 
私は未確認でも既確認でもいいから、飛んでるものが好きで心を奪われてしまう。
蕎麦屋に着いたら、みんな子供のように景色の美しさに喜んでくれた。
(ああ……、こっちの蕎麦屋で正解だったのか)と思った。
 
「野の庵」の蕎麦を食べて、「どこに行きたいですか?」と聞くと、
「岩木山にもっと近づきたい」と言われた。
さっきの蕎麦屋は臨時休業でちょうどよかったんだなと思った。
岩木山神社には、実のところもう5年も行っていなかった。
 
岩木山神社はとても、天皇を相手にするようなセレブな感じのする神社なので、
私のような雑兵は相手にしてくれないような気がして、
裏鬼門である巌鬼山神社にばかり行っていた。
だけど、今日のお客さんは、岩木山神社に歓迎されてる気がしたので、
岩木山をご神体に持った岩木山神社の、雪の積もった参道をみんなで登った。
 
空に美しい雲が現れて、「やっぱり歓迎されてるなあ」と思った。
ずっと敬遠していたけれど、いい神社だった。
帰り際、神殿から太鼓の音が響いてきた。
 
今日行く聖地は種差海岸でも猿賀神社でもなく、岩木山だった。
何もわからなくても大丈夫。
行くべき場所に行くために、
 
違う選択肢の蕎麦屋は閉まっているし、
鶴も我々を、導いてくれる。
 
私は、
何一つわからずに毎日暮らしているけども、
それでOK。
ぜんぜん問題ない。
 
 
 
 
 

返信数:2

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  1. おふく より:

    ふわー。いい話だなぁ。ごちそうさま。
    岩木山の話を誰かから聞くと、
    すんごいきれいで密度の濃い空気をごちそうになっている気持ちになる。

    大学生で、しょぼくれて、つんつんしていた時期に
    岩木山神社に行ったら、鳥居くぐった階段で白蛇に会って
    あ、私青森に嫁に来るのかもしれない。
    と、ぽつんと思いました。
    その後今の夫に会って本当に嫁に来ちゃったけど、
    今でもあの目が合った白蛇の綺麗さが忘れられない。
    ひんやりと冷たくてすんごいきれいなヘビちゃんだった。

  2. yamadaswitch より:

    おふくさん

    いいねー! 白蛇は、神様のお使いだって言うからね。
    青森に嫁に来るかもって、すごい予知だなあ!