エコハンター第140回「虫歯予防はエコになる?」

 
エコハンター第140回「虫歯予防はエコになる?」
 
夏になると虫歯になるっていう人、けっこういると思うんです。
そういう人は、意外と水分補給をしっかりしなきゃと思って、スポーツドリンクやシロップ入りのアイスコーヒーをちびちび飲んでたりするんですね。
その飲み方が虫歯になりやすい体質を作っているとはつゆ知らず。
お口の中ではようやく糖分がなくなったかと思いきや補給され、糖をエサにする菌が大喜びするような環境を作ってしまうんですね。
 
食事をすると私たちの口の中では、2〜3分でプラーク(歯垢)の中の細菌が糖から酸を作り出します。
この酸が歯の表面を溶かすのですが、唾液の働きによって酸が洗い流され、再石灰化が始まり、食後約20〜40分で元の状態に戻るといいます。
なので、糖を休まず補給するような飲み方をすると、お口の中は酸性の状態が続き、歯の再石灰化ができなくなるんですね。
 
お酢やワイン、野菜ジュースや柑橘類などの酸性の強いものをとり続けるのも歯には良くないので、酸性の飲食物を摂ったら、お茶や水で口をすすぐようにし、すぐには歯をみがかないことが勧められています。
歯科衛生士の我妻美夕紀さんの著書『歯みがき革命!〜歯みがきよりも大切なこと〜』(文渓堂)によると、食後すぐに歯をみがいてはいけないのだそうです。
 
「酸によって歯の表面が溶け始めている状態で、歯ブラシによる刺激を与えてしまうと、余計に歯が割れてしまうことがあります。再石灰化で歯の表面が元に戻るまで、30分くらいは歯みがきをひかえましょう」
こうありますので、食後はすぐ歯みがきをするよりも、お茶でも飲んで30分ぐらいのんびりするのがいいのかもしれません。
 
歯科衛生士さんの食後のお勧めは、ノンシュガーガムです。
ガムを噛むことによって唾液が分泌され、酸を洗い流し、歯の再石灰化を促します。
キシリトールが入っていると虫歯予防にもなるそうです。
 
そして歯みがきのタイミングは夜が一番いいそうです。
寝ている間は唾液の分泌量が減り、虫歯になりやすくなるので、夜はきちんと歯をみがいてあげましょう。
以上、歯医者さんに通うガソリン代の節約エコでした!