無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2015/01/19 カテゴリー: <連載> エコハンター。 タグ: エコなかみハンター人工甘味料 エコハンター第154回「人工甘味料のなかみ」 はコメントを受け付けていません

エコハンター第154回「人工甘味料のなかみ」

先日、「砂糖不使用」の缶コーヒーを買って飲んだところ、十分すぎるくらい甘くて美味しかったのですが。
果たして砂糖不使用のコーヒーには一体、どんな甘味料が入っているのでしょうか?
 
コーヒーに使われていた甘味料は、アセスルファムカリウムでした。
一昔前の自分でしたら、「こここ、これは一体何の添加物なのだ〜?」と不安に思ったものですが、最近では一つ一つの物質の名前を調べるようになったので、それほど脅えることもなくなりました。
 
アセスルファムカリウムは、化学者が偶然発見した人工的な化合物で、砂糖の約200倍の甘さがあり、ごく微量を添加することで砂糖と同じくらいの甘さを得ることができるため、食品によく使われています。
 
アセスルファムカリウムは体内で消化されてもブドウ糖などの糖質に変化しません。
「カロリーゼロ」と表示されている甘いものには、たいていこのアセスルファムカリウムや、アミノ酸であるアステルパームが使われています。
 
人工甘味料で心配なのは、私たち大人は「これは甘くてもアミノ酸だから」とか、「これはアセスルファムカリウムだからごく微量を使っているんだな」という風に情報を見て認識できるかもしれないのですが、味覚は砂糖と人工甘味料を区別することができないという点です。
 
人工甘味料だからといって安心して甘みを摂取して、その味覚に慣れてしまって同じ甘さの砂糖をたくさん摂るようになっては……やはり、糖尿病が怖いですし、子どもだったらなおのこと甘いものばかりを取る食生活は控えた方がいいと思います。
 
だから、甘い飲み物はごちそうとして飲むことをお勧めしますし、ごちそうはたまにあるから嬉しいと思うんです。
誕生日のケーキとか、クリスマスのシャンメリーとか。甘さは子どもにとってはごちそうなのです。
 
糖質は脳みそを使う時にたくさん消費されますから、頭が疲れている時には甘いものを取る必要があると思います。
どれくらい取るかの相談は、お腹にぜい肉が付いているかどうかで判断してみるのが有効だと思うんです。
 
 
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