エコハンター第19回「医果同源」

 

エコハンター第19回 「医果同源」

 

無農薬リンゴの未熟果実入りリンゴジュースを作っている「医果同源」から、

ペクチン入りのリンゴジュースが登場しました! (現在は好評につき完売しました。)

体内の放射性物質を排出するといわれているリンゴペクチン。

なぜそうなるのかはまだ解明されていないのですが、

弘前大学の城田安幸先生は世界中の研究論文を読んで、

被曝した人たちの身体から少しでも放射性物質を取り除きたい思いで、

新しいリンゴジュースの発明に取り組んだのでした。

 

医果同源の環境への取り組みは、無農薬リンゴの未熟果実を作るところから始まりました。

「リンゴ農家の高齢化で次々に出てくる放任園をなんとかしたい」

という思いで開発されたのが医果同源のリンゴジュースだったのです。  

 

リンゴの未熟果実はポリフェノールをたくさん含み、

ナチュラルキラー細胞の活性化に役立ちます。

がんやアルツハイマーの予防効果を示す研究も、世界中で進んでいます。

でも、リンゴの無農薬栽培の難しさは並々ならないものです。

とくにモモシンクイガという蛾の幼虫が1匹でもリンゴの中から見つかれば、

台湾には輸出できなくなるとのことです。

医果同源のリンゴ園では、

モモシンクイガがリンゴに卵を産みつける前や卵を産みつけた直後に果実をすべて収穫してしまうので、

「3年間でモモシンクイガの発生量を10分の1に減らすことができた」と城田先生が学会で報告されました。

 

「未熟リンゴの収穫の時、一番の助けになっていただけるのが地元のリンゴ農家のお年寄りの皆さん。

リンゴの収穫の上手なことといったら、若い人がついていけないくらい。

私たちもそれを見習ってがんばっているのよ」

と、医果同源の城田あい子さん。

あい子さんは「どうすればリンゴ農家の皆さんやすべての皆さんが健康で豊かになれるか」を、

真剣に考えておられました。

きっとその答えになるのが、美味しくて身体に良いリンゴジュースの発案だったのだと思います。

 

一万本からスタートした医果同源のリンゴジュースは、

7年目で年間20数万本販売されるようになりました。

今年からは、東京新宿高島屋の食料品売り場でも販売されています。

医果同源のリンゴジュースは、風邪の時にお母さんが作ってくれた、すり下ろしリンゴの味がするのでした。

 

 

医果同源りんご機能研究所

 

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