エコハンター第40回 「水拭きの時代」

エコハンター第40回 「水拭きの時代」

 

「お掃除には奥様、どんな洗剤を使っていらっしゃるの?

あら、まだ化学洗剤?なんと水だけ。

うちはもうすごいもの使ってるわよ。

水だけで汚れが落ちちゃうのよー」

 

環境に良くて汚れ落ちが半端ないと言われるあらゆる洗剤を試して来たエコハンターは、

ある時気がついたのでした。

「汚れを落とすのは洗剤ではない」と。

そう…汚れを落とすのは、実はぞうきんの方だったのです!

 

我々主婦は汚れを落とすために様々な洗剤に心を奪われてまいりましたが、

実をいうと汚れって、「付着しているもの」じゃないですか。

それで、その付着している汚れを繊維の違うぞうきんで拭き取ったらですね、

ものの見事に落ちちゃったわけですよ!

 

そのぞうきんの正体は…マイクロファイバー・クロスというものなのです。

マイクロファイバーとは、8マイクロメートル以下の極細のナイロン、またはポリエステル繊維のことです。

1マイクロメートルは0.001ミリメートル。

マイクロファイバーの繊維は極めて細く、

さらに繊維の断面が鋭角になっているので細かいチリも、

繊維表面に取り込むことができるんですね。

そんな0.008ミリメートル以下の繊維を使った布だなんて、さぞやお高いんでしょうねえ…

と思いきや、なんと。百円均一で売っていました。

マイクロファイバークロス、2枚で105円です。

 

ガラスが水拭きだけでピカピカになる他、

なかなかきれいに落ちない水回りの汚れもびっくりするほどきれいに落ちます! 

ただ、0.008ミリメートル以下の鋭角な極細繊維ということだけあって、

素手でお掃除をしていると自分の指の脂まで落とされちゃって指先がぼそぼそになるんですね…。

マイクロファイバーを使う時は、ゴム手袋をはめてお掃除をするか、

指先のケアをきちんとして手肌をいたわってあげましょう。

 

ちなみに、アクリルたわしの登場により、

わが家では食器洗いもとうとう「お湯だけ」になりました。

油汚れ以外なら、洗剤をつけなくても充分に汚れが落ちるんです。

風呂釜の汚れもアクリルたわしだけで充分に落とせますね。

今や、汚れは繊維で絡め取る時代。

水拭き最高の時代が来たと思うのです。

 

<エコハンター第39回「ゼンマイを揉む」>

<エコハンター第42回「汚れはべろっと剥がれるぜ」>

 

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