エコハンター第73回「レコーディングトイレット・後編」
自分の体が一体、どんな体質をしているのか。
それを知る機会ってなかなかないですよね。
例えば、うちの長男は「醤油に肌が負けやすい」という性質を持っており、
醤油をつけて何かを食べると、必ず口の周りに小さなブツブツが出ます。
本当に食べた後すぐに出るので、わかりやすいんですね。
そんなわけで。「自分が頻尿である」という自覚を持った私は、
飲み物と体の影響を調べるために実験を始めました。
4週間はお茶を飲まず、2週間はコーヒーも飲まず、3週間をアルコール抜きで暮らし、
比較実験のために実験終了後は毎晩お酒を飲み続けました。
そこでわかったのは、私の場合は緑茶・紅茶などのお茶を飲まない限りには、
頻尿にならない体質であるということでした!
茶ものをやめて3日目に、既に頻尿改善の兆候が現れまして。
それまで1時間に1回トイレに行っていた私がなんと、
2時間に1回のペースで済むようになったのです!
これは、すごいことです。
途中、うっかりと「そば茶ならノンカフェインだから大丈夫だろう」
と思ってそば茶を飲んだのですが、
飲んだ後にそば茶に含まれるルチン(利尿作用を促し血管を丈夫にする栄養素)によって、
やっぱりトイレに行きたくなったのでした。
紅茶にもタンニン(利尿作用と止血や消炎作用のある栄養素)が含まれているので、
頻尿の人は近くにトイレがあるのを確認してから頂くといいですね。
逆に、膀胱炎の人は利尿作用のあるものをどんどん摂って、
膀胱内の細菌を排出するといいと思われます。
2週間コーヒーを飲まずに過ごしてわかったことは、
私の場合は、そんなには頻尿に影響がないということでした。
きっと、体質にもよるのでしょうね。
頻尿には冷えも関係があると聞き、根菜スープやハチミツショウガ湯を飲むようにしましたところ、
一層改善された感があり、なんと一日のトイレ回数が2時間半に1回に減りました。
アルコールも種類によって頻尿になるものとならないものがあるという結果を得ました。
自分の体質を知って、頻尿にならない努力をし、トイレの節水に励むエコハンターでした。
参照:膀胱炎の症状・原因・治療navi http://www.boukouen-kh.com/
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