私が、ここは必ずチェックするブログの中に、
「吾」ブログがある。
思っていることを、丁寧に、言語表現されるINABAさんの
言葉や写真に、惚れ込んでいる。
この間、「大変だ、困っているというとき」という短いエッセイを読んで、
心底感動した。
言葉にできないことを、言語化してくれたと感じたから。
以下、INABAさんのブログより転載します。
人生って本当に、こうだなあと思うんです。
「大変だ、困っているというとき」
大変だ、困っているというとき、ほんとうの意味では困っていないことが多い。
なぜなら、人というのは、本当に困ったら、なんとかするからだ。
だから、まだ何もしようとしていないということは、まだほんとうの意味では困っていないと考えた方がいい。
その状態で、得られるものと失われるものとが均衡していて、綱引きをしている状態であって、そういう動的平衡の中で安定しているからだ。
困っていると言いながら何もしない時は、もっと困った方がいい。
困って困って困りつくしたほうがいい。
そして内なるほんとうの自分自身と出会えばいい。陰極まれば陽に転ずるからだ。
周囲は、果てしなく信頼して見守る。適切な距離とともに。
人間、ほんとうに困ったらなんとかする。そして、なんとかできる。そういう例を何度も見てきた。
だから、大丈夫。
生命は、そもそも天真爛漫にして、たくましい。
ブログ「吾」より抜粋。
「吾ブログ」http://blog.goo.ne.jp/usmle1789/e/2a81d182feba2d12e21d0242929c854c