今、弘前のどこのスーパーに行っても
義援金の募金箱があって、
スーパー全体が節電に協力していて、(寒いけど)
計画停電で電気を消さずに、済んでいる。
いざというときの日本人って、すごい。
原子力発電は、日本の電力の3割をまかなってきたが、
よく考えるとたったの3割だ。
6割は火力で、たったの1割が太陽光・水力・風力・波力などの自然エネルギー。
3割を節約できなかったために、
原子力を使わなければならなかったのか、それとも
やっぱりたんに、自分達の科学技術を試してみたかったのか。
あまりにも、
得られる電力に対するリスクが、大きいと思う。
暑いのとか寒いのをがまんすれば、済んだことなのだろうか?
いざという時にならないと、日本人は、すごくなれないのだ。
今までも
新潟中越沖地震の時にも、原発は注目されたし
原発を停めようっていう動きはあったけど、
日本人は時間が経つと、忘れてしまう。
さすがに今回の地震では、もっと考えないとダメなところまで
きたと思う。
日本人は落ち着いて行動できる。
しかし、めんどうなことを無視もする。
忘れなければもう少し、
この国の方向性をマシな方に選択できると思うのだ。