平松洋子さんの料理本を読んで、
野菜を水に張ってみることにしたんだけども、
菜の花菜を花瓶の水に浸けたら
ぐんぐん水を吸い出して、花が咲き始めてしまった。
平松洋子さんは、野菜を水に浸ける時に、「お疲れ様」と言って浸けるのだそうだ。
「ガラスのジャグにたっぷり水を張り、そこに挿してわずか二時間足らずで
ほうれん草の葉先ひとつひとつ水をぐんぐん吸い上げ、
ぴーんと剣のように力いっぱい張っている。
買い物カゴからとりだしたときとはまるきり違う、
野性漲るエネルギーが目の前にあった」
平松洋子さんの「わが家ごはん」 『簡単でおいしいから今日もまた』より
簡単でおいしいから今日もまた。―平松洋子さんの「わが家ごはん」 (別冊家庭画報)/平松 洋子
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観てると本当に、生け花みたい。
台所が元気になって、うっかり食べるのを忘れそうになる。