あおもり草子の今和次郎特集が、すごくわかりやすくて、いい。
考現学って一体なんじゃらほい? と思っていたのだけども
すっごくわかりやすい特集で、
あ、そうか! 今和次郎って ものすごくキッチュな民俗学の人なんだ!
と思ったわけです。
南伸坊さんのエッセイ「今和次郎さんと気が合うと思った日のこと」も
ゆるくて素敵です。
なんでもスケッチしておくことって、
後の世代から見ると、歴史的資料になるんですね。
それで、今和次郎さんの目の付け所が面白くて。
「本所深川 男の欲しいもの 値段入り 一覧」
とか。
これって、今でも知りたいよね。
男の欲しいもの……お金じゃ買えないものでもアリですか……?
案外、メンズノンノってこういう雑誌なのかも?
それとか、
「通行人 身分調べ」
とか、面白いものを独自に観測していらっしゃいます。
観測って、面白いよね。