無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2007/09/25 カテゴリー: 子育て。 タグ: 医者 さすが医者だ。 はコメントを受け付けていません

 師匠の顔が腫れてブツブツができていたので、
「このブツブツは何なのか?」とバッチャと
原因についてアレコレ言い合っていました。
 「なんだの!?このブツブツは!」


「いや…起きたら急にブツブツになっていたので…ひょっとすると部屋が燦々と明るかったんで、太陽湿疹じゃないですか!?」「何か変なもの食べたんでねんずな?」「いや…だとしたら私もどこか悪くなってるはずですから…それより、師匠が痒がって掻いていたのが原因じゃないかと。」「おめのよ、髪がおんぶっこする時にあたるんでねのな?」「いえ、それより二日前にものもらいになって目薬を差したら、ものもらいは治ったけどどうやらあの目薬がやばかったんじゃないかと!」「ほれ、医者さ行かねでなんだかんだ薬塗るはんで!」「ムム!そういえば昨日、湿疹に薬を塗ったら悪化した気がします。これはきっと、薬荒れです!」

 そんなわけで。本日も速効で小児科に駆け込みました。
 母親の皆さん、育児に仕事に病院通い…毎度毎度、ご苦労様です。
 痒いってのは、辛いですね…。痒いと寝ないで痒がるから。深夜一時にようやく眠った師匠が今度は早朝、四時に目を覚ましちゃいましたよ!
 なんだかテンションが上がってしまって、もう寝なくても元気な師匠を連れて…。先生、これはいったい何なんですか?このブツブツの子供を、救ってくださいー!

先生「溶連菌性のとびひですね。」

(どっちの予想も外れたー!!)
先生「どちらの皮膚科に行かれたんですか?」私「あの、弘前の○○っていう皮膚科なんですけど…」先生「ほお…。ツウなところに行かれましたね…。」私(ツウ!?)先生「だけどね、子供は小児科に連れていくのが普通です。」私「いや、皮膚のことは皮膚科だって誰かに聞いたものですから…。」先生「そりゃ大人の話です!なんですか、その餅は餅屋みたいな話は!」私「すみません…。あ、あと、この頭のところなんですけど、子供がかさぶたを引っ掻くので新型の絆創膏を貼り付けたところ、貼った場所が頭だったもんですから…、髪にくっついて取れなくなっちゃったんですよ…。」先生「新型の絆創膏!?」私「ハイ…」

 先生は「なんでそんなものを?」という表情で師匠の頭にへばりついたトリモチのような絆創膏をはさみで引っぺがしてくれました。
 先生「あのね、絆創膏を付けっぱなしっていうのは衛生的によろしくないです。」
私「これから気を付けます…。」
 先生は終始、(なんでこう、独特なことをするのか…)といった表情を浮かべていた。今日得た知恵は、子供の病気に「素人考えは危険」ということ。最初っから小児科に行けば良かったんじゃん!

 帰ってから一部始終をバッチャに報告すると、バッチャは「さすが医者だ」と言いました。
私「本当に。さすが医者ですね!」

師匠のはげ

(陸奥新報紙 山田スイッチの育児日記 より 9月23日掲載)