エコハンター第75回「でがらしゴボウ茶鍋」
ゴボウ茶というものを皆さん、ご存知ですか?
ゴボウを乾燥させ、焙煎したお茶なのですが、
元がゴボウなので出がらしをお料理して食べることもできるのですって!
そんなわけで本日は、ゴボウ茶の出がらしによるモツ鍋を作ってみたいと思います!
まずは件のゴボウ茶を淹れます。
ティーバッグをマグカップに入れてお湯を注ぐと…立ち上るゴボウの香り。
これは、完全にゴボウですね。ゴボウ茶ですね。
味わいは味付けなしのゴボウのスープとほうじ茶の中間のような感じですが、
飲んだ途端にポカポカと体が温まる感じはさすが、ゴボウ茶です!
そして、飲み終わった出がらしをお鍋に入れて、
水と刻んだ白菜、銀杏切りにした大根とニンジンを加え、味付けにめんつゆなどの調味だしを加えます。
(量は味見をしながら調節して下さい。)
火が通るまでに春菊や豆腐、糸こんにゃくなど、お鍋に入れたい具材を切っておきます。
モツ鍋にする時は春菊を入れると、モツの臭みが消えてちょうど良いです。
沸騰したら豚肉や下茹でされたモツ、葉物野菜に豆腐などを加えてコトコト煮込みましょう。
仕上げにお味噌なんか入れると、モツとの相性が良くなりますね。
わが家では、風邪を引いた時はお鍋に大根を半分くらいすり下ろして入れ、大根鍋にしてしまいます。
更にすりゴマを加えると、ちゃんこ鍋のような味わいに。
鍋は野菜もたくさん摂れるわ、体も温まるわで最高ですね。
さて、ゴボウ茶の出がらし入りモツ鍋のお味は……おお、おいしい。
問題なくおいしいです!
出がらしというと聞こえはよくありませんが、緑茶の葉っぱもゴボウも食べられる食材です。
緑茶の出がらしを出さないように、エコハンターは緑茶をミルミキサーで粉砕して、
粉茶にして最近は飲むようになりました。
粉茶にすると、ほんの少しの粉末緑茶でもちゃんと味と香りが出るのでお勧めです!
もちろん、茶葉をちゃんと蒸らして急須で淹れた緑茶の方が味わいは良いのですが、
ゴミを減らしたい時は粉茶もお勧めなのです。
食材を大切にすると、生ゴミが減って気持ちがいいですね。
ゴボウ茶料理、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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