無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2011/10/01 カテゴリー: ストーンサークルをつくろう!。 タグ: サークルストーン制作日記 ストーンサークル制作日記 10月1日 はコメントを受け付けていません

10月1日、本日のストーンサークル制作は

隊長・エレキ・杉原・山形・蟹田町の精霊さんの5人です!


蟹田町の皆さんから、

「この石よかったら使って!」と言われて、

なかなかに素晴らしい石が集まっています。


「こ、これ……磨製石器じゃないですか!?」


なんていう、他じゃありえないことまで起こったりしています。

さすが、1万6500年前の旧石器時代の遺物まで出てくる

大平山元遺跡です。

津軽半島に位置する外ヶ浜は、岬にあります。


そして、先端には神様が宿るのだそうです。

神様かどうかはわからないけども、

9月30日の昨日、サメが欲しくて三厩(みんまや)漁港に行ったら、

サメを獲ってきた漁師さんがこちらの切羽詰まった「サメ欲しい」気持ちを察してくれたのか、

すーごく何気なく


「ほらよ!」と立派なアブラザメを2匹もくれたので、

そこへ寄る前に三厩の巨岩を見てしまったせいもあり、

私には三厩漁港のオカモトさんが、

神様のように見えたのでした。

オカモトさん、ありがとうございました!


さて。

何故我々がサメを手に入れなきゃと思っていたかというと、

ストーンサークルを造る前に作家の田口ランディさん

(縄文友の会・会長)に

ストーンサークル作成に関するアドバイスを願ったところ、

「生き物を殺して埋める」

という、非常にシャーマニックなアドバイスをいただき、

そういえば、ストーンサークルは墓として、

骨が出てくることから

何の骨を埋めようかと考えたところ、

その土地に関係の深いものを埋めようということになり、

蟹田町だから、……蟹…?


と思ったのですが、

外骨格だと発掘された時にちょっと、微妙なので。


「宇鉄の民俗学」という本を読み、

宇鉄という、近くの集落で昔からサメが食べられていたことを知った我々は、

どうしてもサメを食べて、その骨を埋めたくなったのでした。


おぐにふるさと体験館のお母さんが、

サメをさばいてくれました。普通、サメってさばけないですよね。

やっぱりサメとは縁が深い場所なのかもしれません。

しかも、2匹のサメをいただいて。


このストーンサークルの下に、2匹のサメとヒトデと、サケの骨が埋まっているかと思うと

やっぱり素敵だなあと思うんです。

ストーンサークルの下に埋められた、海の物語。

2匹のサメの物語を考えてしまいます。


そして、本日。

雨の中をまだまだ石を拾いに行っている

杉原・山形(ヨシュカ)・隊長・エレキと精霊さんの5人。

この人達の機動力、半端ないです。

スイッチかあさんはケンさんと子供を連れて、

白飯と昨日のサメの醤油漬け、肉じゃがと中くらいの巨石を届けに行きました。


外ヶ浜町に来てから、竜飛が近く感じるようになりました。

竜飛岬から見る海がきれいでした。

ついしん


10月3日(月)は人手が足りなくなる見込みなので、

手の空いてる方、ストーンサークルに興味のある方、

ぜひ外ヶ浜町大平にある「大山ふるさと資料館」に

石を運ぶのを手伝いに来て下さい!!

山に石を取りに行っていない場合もあるのですが、

1時間ほどで還ってくるのでお時間があったらぜひ!


杉原さんにとっては、

ストーンサークルを造るというのは、行為としての祈りであり、

鎮魂のためのものでもあります。


石には、いろいろな思いが込められています。

思いのこもった石をストーンサークルに置きたいという方、

ぜひ10月9日のストーンサークルフェスティバルに

おいでくださいませ。

山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。