嫁が愚かだとその家に何が起こるのか……。
愚かな嫁は、実行するまでそれが愚かな行為だと思わない。
先日私は、窓も開けられない冬の雪降る青森県で、
家の中でサンマを焼いていました…しかも、
しちりんで……。
画像が縦だ!
もちろんのことですが家の中に充満する煙。
(たくさん扇げば煙も出ないかも!?)
そう思ってもいやがおうにも出てしまう煙。
その姿を見て大姑であるバッチャは、
「炭火焼きさするんだば、『炭おこし』使えばいいんでねえか?」
と提案。これは、炭をあらかじめガスの火で炙って、
真っ赤にした状態で使えるアイテムなのです。
「やってみます!」
そういうわけで真っ赤になった炭を七輪に追加投入。
しかし、炭が悪いのかなかなか火が持続しない。
思いっきり扇ぐ私、サンマから落ちる脂、そして燃え上がる煙……。
三十分近くも炭火と格闘を繰り返し、うちわを扇ぎ続ける私。
煙が目にしみる……。
家は、真っ白な煙でいっぱいになってしまいました……。
魚は、炭火の遠火で焼くのが一番美味しいとされますが、
七輪は本当に遠火だったらしく、いつまで経っても
煙ばっかり出て、中まで火が通る様子がありません。
バッチャ「もう、ガスで焼いたらどうだ?」
私 「そ、そうですね……。」
一体何が悪かったのか……。
最終的に魚焼きグリルで炙られた秋刀魚は、
とても、美味しかったのですが。(だったら最初からそこで焼けって!!)
何で私は、「家の中で炭火を起こすと煙が出る」ってところまで、
考えれないのでしょうね……。
しかも、うちのバッチャはこういう愚かな嫁のすることを
止めはしないのです。
止めず、「後押し」さえしてくれるのです。
本当に、嫁に来て良かった……。
ちなみに、ブラジルに私が持っていった炭は、「楽炭」という、
着火剤付きの凄くよく燃える炭だったのですが。
- 山田 スイッチ
- ブラジルスイッチ
普通の炭は本当に火を付けるまでに苦労をするということを、
この冬、家の中で炭火焼きをして初めて知りました……。
(しかも今季二度目…。一度目は楽炭を燃やした焼き肉で、
家を煙だらけにしてました…。)
そんなこんなで車庫で皿を割り、家の中で炭火をたく私ですが、
なんつーんですか、私ってひょっとして、
バカなの……?
いつも、やり終わるまで気付かないのですが…。
私って、バカなのかなあ……。
年明け早々、「私はなんて愚かなんだ……」と、
色んな意味を込めて呻いているとケンさんが言いました。
ケンさん「あのよ、なんて愚かだって言うけどよ、その言葉には
『愚かになりたくない』っていう願望が含まれているんズ。
何を愚かなくせに愚かでなく生きようとしてるんズよ?
みんな生きる意味なくても生きてるのに。
おめだけ生きる意味が欲しいなんて、おこがましいんだいな!」
私「そ、そうなの……?じゃあ私、バカでもいいんだ…。」
そういうわけで、今年最初の運命をかけたバカの祭典は、
今週日曜。青森県弘前市の『石のむろじ』にて開催されます。
プロのバーテンダーさんによるカクテルも堪能できます。
鰺ヶ沢産の鮭トバ付き!
お申し込み頂いた皆様、どうもありがとうございます!
まだまだ皿割りたい人募集中ですので、気軽にお申し込み下さい。ご詳細はコチラです。
第一回 山田スイッチ出版記念皿割り大会
場所 青森県弘前市 石のむろじ(弘前市のオシャレな墓石店。イベントスペース有り)
( mapはこちら!)
時間 2006年1月15日(日)PM2時~(受付1時30分~)
参加費 2000円(1ドリンク・皿代込み)
ゲストパフォーマンス
天内愛子(サクソフォーン)
葛西悟(トロンボーン)
雪雄子(舞踏)
倉内早苗(津軽三味線)
イベントは屋内ですが、
皿割りは屋外に特設ステージ(かまくら)を設けて割る予定ですので、
厚着の上でご参加ください。
お申し込みは、住所・氏名・連絡先電話番号・参加人数をご記入の上、
sarawari2006@yahoo.co.jp
までお申し込みください。
〆切は1月12日。
皿の数に限りがありますので、
お早めにどうぞ!