大晦日まであと十分……という時に読んでた本が、
西原理恵子さんの『人生一年生2号』でした。
「西原理恵子のこの人に会いたくない」っていう対談がすごいの。
沢田亜矢子の元ダンナと、女装誌編集長のキャンディ・ミルキィさん、
精神科医の小田晋さんとAV監督兼漫画家の卯月妙子さんと西原さんが対談して、
オチが。
「どうしたらマシになるかっていうと、そもそも、
マシになる可能性なんて大体人間にはないんです」
っていうのがすごい……。
そんなこんなで
気付けば十二時まであと十分。
「ハッ!このままでは 本を読んでただけで年を越してしまう……!
ケンさん! ケンさん! ちょっと来て!!」
「おめは、年越しさこだわる方だのな?」
「とりあえず師匠と三人揃って十二時を迎えようよ! あと二分だよ…!
二分……こ、今年もよろしくお願いします!!」
ケンさんは、ニッともフッともとれる笑いをして
年が明けると元の位置に戻っていきました……。
そんな年末に思い描いていた今年の目標は、
「地下に潜って、がんばろう。」
でした。
んん??
なんかよくわからないけど、
今年は潜らなきゃイカンような気がするんです。
そんで、潜ってしばらく出てこないような。
そんな日々が続けばラッキーです。
関係ないけど、病院から連れ去られた赤ちゃんが無事でよかった……。
最近、こういうニュースが多すぎて、またあきらめて待たなきゃいけないのかと
絶望しかけましたが、赤ちゃんが無事で良かった!
本当に良かった……!!
年明けに読んだ一冊。
これはとても素敵な、愛の一冊。
- 鈴木 おさむ
- ブスの瞳に恋してる
読んでるうちに、本当に森三中の大島美幸が大好きになっちゃいます。
鈴木おさむ氏のふんだんにネタが飛び散っているのに自然な語りが
すごくやわらかく衝撃的で、愛しい。バカバカしくって大好き!
どんなに妻の奇行を詳細に記していても、
あたたかい愛を感じてしまう傑作です。
オススメ!
今年もよろしくです!