日本を徒歩で縦断している香川大介
くんが
残していった伝説は数知れないのですが、
我が家での伝説のトップにあるのが
「あ、僕も牛乳を…」
という一言ですね。
朝食後。我が家では食後に牛乳を各自で飲みます。
ケンさんがいつも通りに牛乳をコップに入れて飲んでると、
師匠（一歳）と遊んでいた大ちゃんが声をかけました。
「あ、僕も牛乳を…」
………！！！！
口には出しませんでしたが、我々（ケンさん、私、師匠）
の心には大きな衝撃が走りました。
ケンさんは牛乳を吹きこぼしそうになっていました。
ケンさんは多少、ビビリながら説明し始めました。
ケンさん「我が家には牛乳と低脂肪乳の二つがあって、
必要に応じて使い分けているんだが、牛乳と低脂肪乳、
どっちがいい？」
大ちゃん「あ、どっちでも…。」
大ちゃんはなんか、すごい。
よくわからないが、「僕も牛乳を…」のあまりに自然な話しぶり…25歳には思えない。
ケンさん曰く、
「あの人は日本を縦断している間に自分も牛乳飲みたいときは
飲むって言った方がいいというスキルをいつの間にか身につけたんだびょん。
飲むんだば、飲むって言われた方が
『この人はお茶はいらなくても牛乳は必要な人なんだな』
って、相手に知らせることができるばな。」
そんなわけで、大ちゃんのすごいところは「僕も牛乳を…」と、
言える所なのでした。
香川大介・画
「植物の絵を描いて♪」と頼んだら、木を描いてくれた。
黒い穴（画面右側のブラックホールのような円）が宇宙に見える。
スイッチ母は「ここから大地のエネルギーが溢れている…！」と言っていた。
すっかりなついた師匠と大ちゃん。
ヒゲに何本も洗濯ばさみを挟ませるという荒技で大ちゃんは
師匠の心を鷲づかみに！
旅立ちの日。
三十キロの荷物を背負う大ちゃん。
この荷物を背負う瞬間は、言葉にならない感動をもたらした。ところで、
師匠、お前も行くのか？
「じゃあ、イッ君行くぞ！」
「えうえう～」
一歳四ヶ月児、日本縦断にチャレンジ！！
ええと、北海道はこれから冬だし、クマも出るから気を付けるんだよ！！