無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2012/07/28 カテゴリー: ブログ。 タグ: 原発 原発止まる気がしてきた。 はコメントを受け付けていません

昨日、7月27日の読売新聞青森県版を読んでいたら

三村知事が使用済み核燃料の受け入れ拒否を表明していて、

それは、青森県が核のゴミ捨て場にならないために

国を牽制しているからなんだそうです。

 

もしも青森県が使用済み核燃料の受け入れを拒否すれば、

2024年で各原発は使用済み核燃料を保存する「場所がなくて」、

置き場所のために原発は回せなくなる・・・つまり、

止まるということが、

普通に新聞に書いてあってびっくりした。

 

青森県内では、再処理工場が動いてないこととか

アクティブ試験で失敗したとか水が漏れたとか

たまにニュースになるんだけど、

再処理工場動かない=使用済み核燃料のリサイクルできない

で、

いずれ原子力発電所がゴミの置き場に困って止まる

ということが

なんとなくわかるんだけど、

案外と県外の人とか、再処理工場が動いていないことを

知らないんだよね。

 

一兆円か二兆円かけてできた再処理工場だけど、

2007年に稼働する予定が2012年になっても動いていなんだよね。

それで、エネルギー政策の見直しとか言って、

まあ、それは「どうがんばっても動かないからあきらめましょう」って

話なんだけど。

 

そうなると、実質核のゴミというか使用済み核燃料はリサイクルできないゴミだから

青森に来ちゃうと恐らく、最終処分場ができあがるまでずっと

青森に置きっぱなしってことになるだろうし、

その最終処分場ってのも場所が決まってないし(高知県に作るって話が一度出たけど

反対運動で消えた)

それを作るのに100年かかるので、(なにせ地下300メートルの巨大施設なんで…)

「受け入れますよー」なんて言っちゃったら

この先100年は確実に青森県に核のゴミ山積みになっちゃうから

そこは、三村知事には拒否で通してもらいたいし、

三村さんはその辺よくわかっていて拒否で通してくれているんだろうから

このまま拒否っていれば確実に、2024年。

あと12年後には原発止まるよね。

 

廃炉のことも考えると今ある原発もそう先は長くないだろうし、

また廃炉に数十年とたくさんのお金がかかるのだろうし、

新しい原発建てても結局ゴミの捨て場所がないわけだから

一生懸命反対して、争わなくても

待っていれば、原発は確実に、

止まると思うよ。

 

それで、止まった時に後悔してもしようがないから

止まった頃にはもう代替エネルギーでなんとかできてるぐらいにしておきたいと

思うわけです。

(そうはいってもけっこう時間がないけど)

 

3・11の前まで日本の電力の割合って

火力6:原子力3:自然エネルギー1

で作られていたんだけど

6割だった火力を間伐材をそのまま燃やすとか新しい政策を取り入れて8割までに増やして

自然エネルギーもがんばってどうにかもう1割増やすとか、

それが無理なら省エネ商品の開発を続ければ、

原発止まるんじゃないかなあ。

 

後始末は大変だけど、もうそろそろ後始末と今後の展開のことを

考えてもいい頃じゃないかしら。

 

それにそういうことを考えられる人や政党に出てきてもらいたいし、

 

2024年でゴミがいっぱいになっちゃうことをみんなが知ってから今後のことを

考えてみてもいいと思うし、

 

とにかく未来のビジョンを

作るべき時に来てるよね。

 

内閣府のパブリックコメント、面倒だけど書いてみようかなと思うよ-。

 

以下、内閣府国家戦略室の

パブリックコメント受付の全文です。

暇な人は読んでね!

 

 

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する 御意見の募集(パブリックコメント)について

 

 

http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf

 
現在、政府は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、エネ
ルギー・環境戦略の見直しを行っています。
 
6月 29 日に、政府の「エネルギー・環境会議」(議長:古川国家戦略担当大臣)は、2030
年のエネルギー・環境に関する3つの選択肢(原発依存度を基準に、①ゼロシナリオ、②
15 シナリオ、③20~25 シナリオ)を取りまとめました。
今後、3つの選択肢に関する国民的議論を礎として、8月にエネルギー・環境の大きな
方向を定める革新的エネルギー・環境戦略を決定し、政府として責任ある選択を行います。
つきましては、平成 24 年7月2日から8月 12 日までの間、「エネルギー・環境に関す
る選択肢」に対する御意見を募集いたします。
 
○御意見募集対象: 「エネルギー・環境に関する選択肢」
○御意見提出方法 
 
上記の「エネルギー・環境に関する選択肢」をお読みいただき、氏名(法人や団体等の
場合は、その名称)、住所(法人や団体等の場合は、主たる事務所の所在地)、職業、年齢、
性別および連絡先(電話番号・メールアドレス)を明記の上、下記の(1)HP入力、(2)
FAX、(3)郵送のいずれかの方法により、平成 24 年8月 12 日(日)18:00 までに
御提出ください。
なお、メールや電話からの御意見は、受け付けておりません。
 
(1)HP入力の場合
・御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御入力下さい。
・御意見の入力は、こちら(「内閣府共通意見等登録システム」へリンク)
 
(2) FAXの場合
・御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御提出下さい。
・御意見は専用様式にて御提出下さい。 専用FAX様式は、こちら 
(FAX送信先) 03-6368-9460
 
エネルギー・環境会議事務局
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係
 
(3) 郵送の場合
・御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御提出下さい。
・封筒の表面には、必ず「エネルギー・環境に関する選択肢に対する意見」と明記してく
ださい。
・御意見は専用様式にて御提出下さい。 専用郵送様式は、こちら 
 
(郵送先)
〒100-8779 東京都中央区銀座8丁目 20-26 郵便事業株式会社 銀座支店留
エネルギー・環境会議事務局
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係
 
○御意見提出期限:平成 24 年8月 12 日(日)18:00  (必着)
○留意事項 
 
御意見の提出方法や取扱いにつきましては、次の点をあらかじめ御留意願います。
 
(1)氏名(法人または団体の場合は、その名称)、住所(法人または団体の場合は、主
たる事務所の所在地)、職業、年齢、性別および連絡先(電話番号・メールアドレス)
を必ず明記してください。(法人または団体の場合、職業、年齢、性別の記入は不要で
す。)
 
(2)御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御提出下さ
い。
 
(3)頂いた御意見の内容につきましては、氏名、住所、電話番号などの個人情報に当た
る事項を除き、公開される可能性があることをあらかじめ御了承願います。
 
(4)皆様から頂いた御意見に対し、個別にお答えすることはできませんので、御了承願
います。