無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2007/08/10 カテゴリー: ブログ。 タグ: コラム新聞 新聞のコラム はコメントを受け付けていません

読売新聞・青森県版で連載している「山田スイッチのTHE 青森暮らし」では、
思いもよらない記事が書けるので、書いていて面白い。

「そんなオチなんだ?」
とか、
「そんな入りなんだ?」
って、自分でも意外で驚いている。
なんでも好きなもの書かせてもらってる感じがする。

明日の朝刊では、
損得勘定とネプタと先が読めない喜びについて
書きました。

なんで私たちの毎日は、
こうも先が読めないのだろう? と
考えたことはおありでしょうか?

面白いくらいに読めない
一年先も読めない
明日何が起こるかも知らない
自分の寿命すらわからずに生きている。

それと損得勘定の関係について書いてみました。
人って、短い期間に得をしなければならないと思って
しまう生き物なんですよ、きっと。
短時間に最大限の得を……!

そう思うから私はまな板を出す手間を惜しんで、
流しの縁とかでキュウリを切って間違って指切ったりしてるわけで。
「ああそうか、私は短時間にものすごい得をしようとしてるのだな!」と
思うとなんだかなっとくがいくのです。

生きてるだけで襲ってくるこの妙な焦りは、一体なんなのか。
目的のわからないことや、先の見えないことをするということは、
「短時間に得の法則」に反します。
受験だったら三年以内とか、結婚だったら三十歳手前とか。

それは全部「短時間に得」の精神を刷り込まれた結果なので、
焦りは教育によって左右されているんですね。
寿命さえわかれば時間の使い方にも余裕が持てるのにね。

縄文親子

画像は前回の「縄文人ごっこ」のイラストです。
密かに、縄文人の真似をして楽しんでます。