12月2日に雪が降ったので
師匠(子)に長靴はかせて、お外に出ました。
冬になったら買いに行こうと思っていた
方言詩人・高木恭造の
「わが青春のまるめろ 高木恭造の世界」を買ってきました。
この詩集のCDの、
「冬の月」の始まりのところ。
かかあごと殴(ぶたら)いで戸外(おもて)サ出ハれば
まんどろだお月様だ(おん)
これを聴くと、何故か震えるのです。
裂き織りをしている近所のイソさん。
イソさんは七十七歳を過ぎて、がんの手術をしてから
裂き織りを始めた。只今、八十二歳。
七十七歳を過ぎても新しいことが始められるっていうことを
教えてくれたおばあちゃんです。
「写真撮っていい?」と聞くと、
「うまぐ撮ってけれ」とのこと。
うまぐ撮れたべか?
イソさんは冬の間に帯を折ったり、袋にする生地を織って
展示会に出すのだそうです。私のコートも織ってくれた。
布を裂いて、模様を作るように織り込んでいく。
裂き織りは、私が津軽で一番好きな伝統工芸。
ちなみに、津軽のバルサミコといえば何でしょうか?
答えは
りんご酢!!
バルサミコって……。
驚いたけども弘前の雑誌TEKU TEKU にそう載っていた。
TEKU TEKU 4号に寄稿させて頂きました。
TEKU TEKU はデザインと写真と特集が格好いい
弘前の雑誌です。
http://www.sitadote.or.jp/tekuteku/
弘前にお立ち寄りの方はぜひ、手にとってみてくださいね。