Archive for 2013

花のベッドでひるねして

よしもとばななさんの最新作、「花のベッドでひるねして」を読んだ。

花のベッドでひるねして

この本は、じっくりと自分の中に入ってきて根を下ろすような

大きな本だと思う。

ばななさん自身が最高傑作だとおっしゃるのが頷ける。

 

お正月に読もうと思っていたのに、

面白くて一日で読んでしまった。

生きることの謎を、私たちはいつも抱えているけど

本作ほど、丁寧にこの問題に取り組んだ小説はないと思う。

 

同じ時期に羽海野チカさんの「ハチミツとクローバー」を読んだのだけど、

物語というものの美しさと強さを感じた。

物語は、本当に丁寧に紡がれている。

ばななさんは、プロットを最初に作ってプロット通りに小説を書くのだと

新刊ニュースのインタビューで語られていた。

 

糸で織られた大きなタペストリーのような物語を

創造するとき、そこに込められた時間や思いは一つ一つ縫い込まれていて

大きな作品を前に、今まで本を読んできた人生が

本当に大切なものだったのだと感じた。

 

自分自身の生き方も、肯定してくれたような気がするこの本。

わたしの、取るに足らない毎日だけど、とても大切で、

大事にしていきたいものがいっぱいの

小さな毎日を勇気づけてくれる。

 

羽海野チカさんの漫画で、最後にハチミツとクローバーを見た時には

涙が出た。

ハチミツとクローバー コミック 全10巻完結セット (クイーンズコミックス―コーラス)

本当にその物語のすごさに、持って行かれてしまったのだ。

 

本を読むことができてしあわせだと思う。

私は、自分もお笑い方面のだけど、物書きをしているので、

人に本を手にとってもらうことがある。

手にとってくれた人達に、ほんのひと時でも何か、きらめく時間が訪れてくれたならと。

自分も、もっとがんばっていきたいと思わせてくれる本だった。

 

2013年の暮れにこの本が読めて良かった。

そして、まるで引き寄せの魔法のようにこの本を贈ってくれた

新刊ニュースの石川淳志さんに、心より感謝を込めて。

 

2013年12月31日 山田スイッチ

 

[うちのバッチャ] 38. バッチャの日常

38. バッチャの日常
 
 先日、畑で熱中症にかかって亡くなったおじいさんのニュースをバッチャと一緒にテレビで観ていたら、バッチャが言いました。
「なんも、死ぬまで畑掘らなくてもいいでばな~!」
 私が言います。
「そ、そうですね。まさか本人も畑で死ぬとは、思ってもみなかったでしょうね……」
 熱中症にかかるほどの暑さがつのるこの夏に、バッチャはやはり、元気なのです。熱中症の予防法は、まめに水分を補給すること。
 毎年のことなのですが。夏になるとわが家のジッチャが、冷蔵庫の中の珍しいものを、ジュースと勘違いして飲んでしまい、バッチャに叱られるという事件が起きます。
 例えば、りんご酢の原液ですとか、カルピスの原液ですとか。ポッカレモンですとか……。
 飲んだジッチャが一気に咳き込んでしまうので、バッチャにバレてジッチャは叱られてしまうのです。
「おジッチャ! なんぼバカだのよ!」
 徐々にヒートアップしていくバッチャ。バッチャには、原液を飲んでしまったジッチャの心境を思いやる機能がありません。ようするに、バッチャは短気な人なのです。
 
 先日のこと。5才の長男がお風呂から上がって服も着ずにブラブラしていると、バッチャの怒鳴り声が響いてきました。
「サッサと着なが(着なさいよ)~!」
 と。そして、反抗期を迎えた5才児の、号泣しながらも反抗する声。
「んもう~! おバッチャ、うるさいよ~!」
「いいからサッサと着へ(着なさい)! なんぼ、のんきだもんだずかさ!(なんて、のんきなのでしょうね!)」
「おバッチャ、嫌い! もう、嫌い~!」
 と、子供のケンカと聞き間違えるほど大きな声が、聞こえてきたのでした。
 服を着替えてなお、涙が止まらず、泣きじゃくる長男……。
「おおおっ、お母さん! なんで、バッチャはああなの? なんで師匠のこと叱るの?」
「う~ん、この世にはね、のんきな人間と短気な人間がいるんだよ。それで、のんきな人間はね、短気な人間がいないと死んでしまうんだよ」
 すると、長男。
「ええっ何で?」
「あのね、お風呂から上がって服着ないと風邪引くでしょう? それに、お母さんはのんきだから、バッチャがいないと師匠に朝ご飯も食べさせてあげられないかもしれないよ? お母さんはのんきで、ご飯を作るのを忘れるから。それに、のんきだと保育園のバスにも置いていかれるし、走って追いかけているうちに車にひかれるかもしれないんだよ。」
「えっ、ええ~?」
「のんきな人は短気な人に、叱られる運命なのよ……。だけど叱られてもさ、死ぬよりはまだマシでしょう? だから、怒られたらサッサと服着ればいいよ」
 こうして、「死ぬよりはマシ」と納得した息子は、
「わかった……」
 と言って、スーッと眠りに就いたのでした。
 
 

青森県の最強バッチャが繰り広げる、愉快で楽しい村のお年寄り情報満載エッセイ集!   

これを読んだら即・元気!!

『うちのバッチャ』
 
山田スイッチ 著
山田スイッチ社 刊
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エコチャート占い&生ゴミ堆肥物語

 

 

エコハンター第107回「冬に必要なのは、優しい夫よりもショウガなのではないでしょうか?」

 
エコハンター第107回「冬に必要なのは、優しい夫よりもショウガなのではないでしょうか?」
 
風邪を引きやすい季節に頼りになるのは、優しい夫よりもショウガなのではないでしょうか?
だってショウガは体の中から温めてくれるんですもの。
体を温める成分は皮の近くに多く含まれるそうです。
ショウガは、生で食べるのと火を通して食べるのとでは、効能が全く違うんですって!
 
生ショウガに含まれるジンゲロールは強い殺菌力を持っています。
刺身の薬味にショウガを使えば、生臭さを消すだけでなく、殺菌効果による食中毒の予防も期待できますし、体の末端を温めるのにも効果的です。(末端に熱を送るので、身体深部の熱は下がると、身体深部の温度を計測したNHKの情報番組で放送されていました)
 
一方、加熱したショウガに多く含まれるショウガオールは、胃腸の壁を直接刺激して、血流を高め、身体深部の熱を作り出す働きがあるそうです。特にショウガオールを多く含む乾燥ショウガは「寒冷腹痛を止める」「中を温める」という薬効で古くから漢方薬に使われているそうです。
冷え性を改善する目的なら、生ショウガより乾燥したものの方が断然効果的なのですって。
 
こんな温め効果のあるショウガを毎日摂取したい……そう思ったエコハンターは、ショウガシロップを作ることにしました! 
 
①まず、ショウガ200㌘の皮を薄くむいて3㍉ほどのスライスにし、きび砂糖200㌘をまぶして30分ほど放置します
②ショウガから水分が出てくるのでお鍋に移し、100ccの水とレモン汁大さじ3、好みでシナモンや八角、ローレルなどのスパイ スを加え火にかけます。沸騰したら弱火で約15〜20分煮詰めます
③カラメル化しないように火から離れず見守り、よく混ぜ、浮いてきたアクをすくいながらとろみがついたら完成。ショウガシロップのできあがりです!
 
シロップのままなめてよし、紅茶に入れてよし、シロップ漬けのスライスショウガを食べてよし。
気軽に風邪予防ができるはず! 
余ったショウガの皮は乾燥させればショウガオールたっぷりの漢方として使えます。
紅茶と一緒に蒸らしてジンジャーティーにしても、中華風スープの味付けにしても。体が温まること間違いなしです!

 

 

メリークリスマス!

メリークリスマス!

この一年、山田スイッチの「無意味せんげん」にお越し頂いた皆様、

のんきな場所にクリスマスにも足を運んでいただき、ありがとうございました!

今年手に入れた重要なアイテムは、

「運が悪いの気にするな」

師匠(8歳)の名言です。

 

昨日、師匠が「ピンチはチャンス」と言ったので

「お! 君わかってるね~!」と言ったら師匠は

「しかし、チャンスはピンチに、ピンチはチャンスに……そしてまたそのチャンスも、ピンチに!」

と、なんか諸行無常とか因果応報とかいろんなことを感じさせる言葉を言っていたのでした

今日はクリスマス。素敵な願いが叶うといいですね。例えば……

美人になりたいなあ。

なんて言ったら、「早めに生まれ変わっちゃえば?」って師匠の親であるケンさんに言われました。

ちゃんちゃん。

 

追伸 ドグ子のtwitter始めました。

呟いているのは土偶のOL・ドグ子23歳です。本当にお暇な時に、

「ドグ子」でアカウント検索してみてやってください。

まさかあの子がtwitterを始めるとはおもってもみなかったのですが。

若いのでかんべんしてやってください。

 

皆さん……良いクリスマスを!