エコハンター第15回「空気を制する者は冬を制する!」

 
 
エコハンター第15回「空気を制する者は冬を制する!」
 
すきま風が身にしみる季節がきましたね。エコハンターといえど、寒さには弱いのです。
 我が家は築40年になるのですが、寒さ対策のない部屋の寒さというのは容赦がありません。
 
先日、思い切って二重窓を導入してみましたら、たった一枚のガラス窓があるだけで、部屋は見違えるように暖かくなりました。
二重窓によって外と部屋の間に空気の層ができたからなのですが、ここに防寒対策を語る上でのポイントがあります。
そう、いかにして空気を制するかがポイントなのです。
 
まず手始めに身近な服装で考えてみます。重ね着をすると温かいのは服と服の間に空気の層ができるからなのですが、空気はなんとわずか8mmの厚ささでコンクリート55cmと同じ断熱効果をもっているのです。
 
でもいくら重ね着をしたとしても、風通しの良い服では熱はあっという間に逃げていってしまうので、空気を閉じ込めておく必要がでてきます。
空気の層を作って閉じ込める。
これが大事なんですね。
服を着るというより、いかにして空気の層を着るかが勝負なのです。
 
南極に暮らすシロクマは毛皮だけで凍死することなく暮らしていますが、その毛は一本一本中空になっていて、空気をふんだんに含んでいるといいます。
 
空気がポイントというのがわかったところで、今度は部屋の寒さ対策に移りましょう。
服も部屋も基本は一緒で、鍵になるのはやっぱり空気の層なんですね。
 
冷気は窓や風の通りが多いところから入り込んできます。
まず窓を二重窓やペアガラス(複層ガラス)にするか、もっと手軽にプチプチなどを貼って空気の層を作りだします。
サッシが金属のものは特に冷たくなりやすいので、サッシを包むようにプチプチで覆うとなおよしです。
触って冷たいと感じるものほど、熱伝導率が高いのです。
熱伝導率が高いと冷たい温度も早く伝導してきます。
 
あとは、サッシと窓の隙間を隙間テープで埋めるとさらに効果が高まります。
温かい空気は部屋の上にどうしても溜まってしまうので、扇風機を上向きに回すなどして空気をかき回してやると部屋が一段と温まります。
これだけすればグッと寒さが和らぐことでしょう。
ちょっとした対策をとれば、少ない暖房で部屋を暖めることができますし、懐も温まりますね。
冬の灯油代は馬鹿になりませんから。
 
 
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