エコハンター第68回「エコハンターは化学的な匂いが苦手なのです。」
トイレ周りのエコロジーにチャレンジ!
匂いは人の感覚なので、どれがいいとは一概に言えないのですが、
私はトイレ洗剤の化学的な匂いが苦手なのです。
なので、最近ではトイレ掃除には重曹スプレーを愛用しています。
環境にやさしい重曹クリーナー(重曹スプレー)は、重曹と水だけでできています。
食品である重曹ですから、口に入っても安心ということで
電子レンジの庫内や冷蔵庫に窓ガラスのお掃除にも役立つこの重曹スプレー、
実はトイレ掃除にも活用できちゃうんですね。
軽い汚れならシュッと一拭きです。
もしもトイレに尿石などの汚れが着いてしまったら、尿石はアルカリ性の炭酸カルシウム等ですから、
重曹クリーナーではなくクエン酸スプレーの方が効果的です。
アルカリ性のものには酸性のものをかけてあげると汚れが落ちるんですね。
クエン酸スプレーで効果がない時は、汚れの部分にティッシュを載せ、
その上にクエン酸スプレーをして一晩パックをします。
そして翌朝、汚れが柔らかくなったところをトイレブラシでこすれば効果的です。
クエン酸スプレーは酸性なので、トイレの金属部分に使用すると錆びやすくなります。
なので汚れはため込まずに付着する前にシュッと重曹スプレーを振って、
サッと拭いてしまえば、お掃除にかける時間も減って楽になりますね。
重曹スプレーは水と重曹で手作りすることもできますが、
自家製の重曹スプレーはスプレー容器の目詰まりを起こしやすいので、
私は市販の詰め替え用を重宝しています。
最近ではアルカリ電解水のスプレーも販売されていて、
そちらも化学的な匂いがしないので窓拭きやトイレ掃除に活用しています。
トイレに粉末の重曹が入った小瓶を置いて、
重曹に好みのエッセンシャルオイルを垂らせば、好きな香りのトイレを楽しめます。
香りがなくなったらトイレにぱらりと撒いて、
トイレブラシで擦っても重曹の研磨作用できれいにすることができます。
どうしても臭いの落ちないトイレの脱臭には、コーヒーの出し殻を乾燥させたものを室内に。
ただし、トイレが喫茶店の匂いになりますけどね。
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