無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2014/05/28 カテゴリー: <連載> エコハンター。 タグ: エコハンター簡単茶渋 エコハンター第125回「茶渋は簡単に落とせます」 はコメントを受け付けていません
エコハンター第125回「茶渋は簡単に落とせます」
 
茶渋を落としたマグカップは白くて気持ちがいいものですよね。
本日は簡単にできる茶渋落としをご紹介します。
まず、多くの家庭にありそうなものといえば、台所用漂白剤ではないでしょうか。
ふきんやまな板の漂白に使い、ノロウイルスに感染した人の嘔吐の後の消毒にも使う台所用漂白剤は、茶渋落としの「プロ」と呼んでも差し支えないでしょう。
 
茶渋落としの方法は簡単。
5リットルの水(ぬるま湯が良い)にキャップ2杯(50ミリリットル)の台所用漂白剤を入れ、30分浸け置きます。
そうすると30分後には真っ白なマグカップに生まれ変わっています。
ただし、台所用漂白剤(次亜塩素酸)が誤って生ごみなどの有機物と反応すると、有毒なガスが発生するので生ごみや酸性タイプの製品、食酢やアルコールが混ざらないように注意し、漂白の最中は換気を良くするよう心掛けましょう。
漂白した後は漂白剤の匂いが気になる場合もありますので、よく水で洗いましょう。
 
ナチュラル派に人気なのは万能洗剤・重曹を使う方法です。
ちょっとした茶渋でしたら、湯のみの中に重曹を入れ、メラミンスポンジで丹念にこすれば茶渋が落ちます。
急須などの落としにくい茶渋は、1リットルのお湯を鍋に入れて、大さじ3の重曹を加えた後、急須を入れて弱火にかけます。沸騰したら火を止め、30分放置します。そうすると茶渋が柔らかくなるので、ブラシでこすると簡単に汚れが落ちます。
 
最後に、ご家庭にはあまりないかもしれませんが、酸素系漂白剤に浸け置く方法をご紹介します。酸素系漂白剤の成分は過炭酸ナトリウムです。
過炭酸ナトリウムは環境への負荷が低いことと、ほぼ無臭なので塩素系の台所用漂白剤の匂いが苦手な人にお勧めです。
ぬるま湯2リットルに大さじ1杯半を加えれば、活性酸素が汚れを化学的に分解します。30分浸け置いたら軽くブラシでこすってすすぎましょう。
 
酸素系漂白剤は綿や麻、化学繊維などのお洗濯にも使えます。
今の季節ですとお湯に溶かさなくてもそのまま洗濯機に入れるだけでOK。
酸素系漂白剤大さじ2杯半(25グラム)で50リットルのお洗濯ができます。
ぜひ一度お試し下さい。