Archive for 4月 16th, 2012

ゆきのまち幻想文学賞

毎年、八甲田ホテルで開催される

ゆきのまち幻想文学賞の受賞式は、

本の中にある雪の世界に旅立つような

幻想旅行だった。

 

花の香りいっぱいの会場。受賞者の胸元に飾られたコサージュは、

生のりんごの花。

この日のために開花させて、コサージュにされたもの。

りんごの花のいい匂いがあちこちにただよい、

ふわふわとした気持ちにさせられた。

 

八甲田ホテルは、入ってすぐフロントのところに

棟方志功の書や絵が無数に掛けられている。

かつて、八甲田ホテルと同じ経営の酸ヶ湯温泉に逗留した棟方志功が描いたもので、

「こんな大胆な書を書く人は一体、誰なんだ?」と

近づいて見ると、志功だった。

 

棟方志功の描く絵や、書の前に立つと

本当ににんまりと顔をくしゃくしゃにして、

ただ描きたいから描いてる、描いているだけで気持ちがいい、

もっともっと描きたい!もっと思いっきり描きたい!

という、志功のパワーがぐんぐん伝わってくる。

 

ひょっとしたら、県立美術館にあるものよりもパワフルなものであるかもしれない。

ガラスケースに入っていないところがまたいい。

生き生きとした、何者にも捕らわれず、大海原で泳ぐように

描かれた魚の絵 鷹の絵

そんな書や、絵があちこちに飾られていた。

 

萩尾望都先生は、とても美しい方だった。

あんな優しさは、普通持てないというほど、身のこなしや

雰囲気が優しい。

桃源郷にいる人のようだった。

 

高田宏先生にストーンサークルを造った時の話をすると、

「君に本気で関わったら、大変なことになるのはよくわかる」

と、真顔で言われ、ねぶた囃子が流れて私が跳ね出すと、

「よく跳んだ!」と拍手して褒めてくれた。

 

乳井先生はすっごい頭のいい人。

いろんなことを知っていて、おしみなく教えてくれる。

若山牧水が旅と酒に明け暮れていたなんて

全然知らなかった。そんなことを、

八甲田の雪の回廊をバスで通りながらみんなに語ってくれて

幻想の中に酒を飲んだ若山牧水が現れて、

酔いすぎて温泉に浸かり、疲れを癒しているのだった。

 

受賞者の方ともお話させていただき、

山形の中衛門さんのしゃべる山形弁が、本当に土地と繋がった言葉、

土地と繋がった体を物語っているようで

その物語を朗読した奥村潮さんの声を聞いているうちに、

その土地の持つすばらしい力を体感することができた。

 

これ以上ない晴天の会だったけど、

朗読の時にだけ、中衛門さんの牛乳吹雪が目の前に顕れて

とても素敵だった。

 

すばらしい受賞式。

この会が、ずっと続いていきますように。

 

 

ふくしまキッズ 2011年度活動報告会

 

うちのケンさんの言葉で、私が大好きな言葉に
「なにもかもは自分のせい」
というのがあるんだけど。
 
「嫌いなやつが総理大臣になるのだって、
それを阻止できなかった自分のせいなんだ?」
 
、脳内がきちんと区画割りされている
ケンさんの脳みそが、私は好きです。
 
やっぱり、原発事故があってたくさんの人が悩み、
誰のせいかを探し当てたり、何のせいかを
考え抜いたりするのだけど。
 
結局は、それを止められなかった自分のせいだったりします。
 
原発を作るような政党が何十年も政権をにぎってきたのも
その党に入れ続けた私たちのせいですし
(選挙年代じゃなかった下の世代の子はまだしも)
 
大元をたどれば電気を使う人がいなければ
または、経済発展を喜ぶ人がいなければ
原発なんて55基も作られなかったわけですから
やっぱり原発を動かしていたのは、私たちなんですね。
 
そして今回の事故です。
これから、どう生きようか。
 
国の対応の悪さにいちいち文句ばっかり言ってたら、
らちがあきません。
 
それよりも、国に納める予定だった税金を、
自分の好きな事業に投入して、実質上国から財力を奪い取り、
自分の好きな国家事業を自分の予算でやってしまえば、
いちばんいいと思いませんか?
 
募金による減税もあることですし。
一石二鳥です。
国のやらない事業を国民が勝手にやってしまえば、
選挙も政治家も必要がなくなります。
 
やりたいことをやれないのが政治家であることは、
あの、家にハクビシンを投げ込まれた元官僚の
著作を読めば明らかです。
 
官僚の責任 (PHP新書)
 
民主党が口だけ大将になってしまったのも、
この国の政治家が、官僚を思うように操れずに
いつの間にか官僚の思い通りに動かされてしまっていることの顕れですから
もう、放っておきましょうよ。
 
国から財力を奪い取って、八ッ場ダムの建設もできないくらいに
貧乏にしてしまえばいいと思います。
西原理恵子さんみたいに一生懸命脱税すれば、
これ以上発展して自然を破壊することもなくなるでしょう。
 
できるかなV3 (SPA! comics)
 
それで、自分の好きなことに
自分が投資していくのです。
 
これは、とてもわくわくする、楽しみのある企画だと思います。
誰がやるのでもない、自分の人生の企画。
 
文句は言わない。
ただ、福島の子どもにやってほしいことをやる。
そういう取り組みが、私は好きだから
応援したいと思っているんです。
 
 
ふくしまキッズって何だろう? とお思いの
京都在住の方は、2012年の4月21日土曜日に
東本願寺の大谷婦人会館大谷ホールに
遊びにいってくださいね。
 
弘前出身のミュージシャン koyomiさんのライブや、田口ランディさんの
お話があります☆
 
 
■開催場所・日時
・日 時 …………………… 2012年4月21日(土)   13時開場 13時30分~16時30分
 ・会場名 ………………… 東本願寺大谷婦人会館大谷ホール(地図は裏面に掲載してあります)
 ・住所…………………… 〒600-8164 京都府京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町215番地
 ・参加費………………… 無料
 ・定員…………………… 600名
主催:ふくしまキッズ実行委員会 共催:東本願寺
 
当日詳細
ふくしまキッズ
2011年度活動報告会
~ 政治が動かないなら福島の子どもたちの支援の方法を市民が考えよう ~
 
2011年夏から冬、2012年春と、これまで一年の間に実施された2011年度の「ふくしまキッズ」の活動に
ついて、市民の皆様へ活動内容の詳細をご報告させていただき、市民の皆様とともに今後の活動につ
いて考え、今後の活動をどのようにしていったらよいかについて話し合いをさせていただきます。
報告会へ参加いただける場合は、会場整理の関係上、事前の予約をお願い申し上げます。  
 
 
■報告会次第概要
・「ふくしまキッズ」ミニコンサート&トークショー…………中畑美代子・田口ランディ(詳細は裏面に)
・開会のあいさつ……………………………………………進士 徹〔ふくしまキッズ実行委員会委員長〕
・一年間の活動報告
・支援者の方々からの提言……………………………………これからの活動やプログラムについての提言
提言者: 門川大作(京都市長)  田口ランディ(作家)  寺脇研(京都造形芸術大学教授)
五百井正浩(真宗大谷派災害救援本部ボランティア委員会委員長)  その他
・全体質疑応答
 
司会進行 吉田博彦   〔ふくしまキッズ実行委員会副委員長〕
当日の配布予定資料 活動報告書(活動の様子がわかる写真を展示します)