無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2014/05/15 カテゴリー: <連載> エコハンター。 タグ: エコトレードハンターフェア エコハンター第123回「フェアトレードってなんだろう?」 への2件のコメント
 
エコハンター第123回「フェアトレードってなんだろう?」
 
フェアトレード(公平な貿易)という言葉を最近、耳にする機会が増えてきました。
フェアトレードとは、「発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動」のことです。
 
ようは商売のための貿易では安く仕入れて売るのが当然のことでしたので、発展途上国
での買い叩きが行われていたんですね。
せっかく一生懸命作物を育てても、それが安く買われてしまっては発展途上国の農家もやる気が起きなくなります。
しかも、普通の綿花栽培では収穫時に枯葉剤を撒き、葉っぱが混入しないようにして収穫されていますから、土壌も汚染されますし、綿花を摘む農家の健康被害も心配されます。
 
このままでは地球環境は悪くなる一方だし、発展途上国の人はずっと貧乏なままです。
そこで立ち上がったのが、フェアトレードという理念を持った人達だったのです。
「今までの買い取り価格は安すぎました。だから、もう少し高くそれを買い取りますので、付加価値を付けて高く売りましょう。
その代わり、オーガニックでものを作って下さい」
そんな粋な企業が今、増えてきているのです。
 
オーガニックではないコットン製品でも残留農薬というものは検出しにくいものですが、オーガニックコットン製品を購入することによって、発展途上国の人々の健康と土壌を守ることができるのです。
 
現在では発展途上国のカカオ豆やコーヒー豆を輸入する様々な企業がフェアトレードに取り組み始めています。
ある日本のチョコレートメーカーが始めたカカオ農家の自立支援では、チョコレート1枚につき1円を寄付することで、総額1億2820万円の寄付が行われました。

 

 

 
また他のチョコレートメーカーでも、ガーナ共和国のお母さんに贈る再生自転車の輸送費に毎年寄付を行い、チョコレートの箱の裏面に国際協力NGOジョイセフの活動を宣伝するなどの社会貢献がされていたり、カカオ購入地域の村に井戸を作ったり、マラリア感染予防のための蚊帳を贈ったり、パソコン操作を学べるコンテナハウスを贈ったりしています。
 
フェアトレードは自分だけでなく、世界中の人のしあわせを願うものなんですね。
 
☆お勧めフェアトレード店 ウィンドファームのアドレスはこちら! http://www.organic-coffee.jp/
コーヒーのフェアトレードを始めて25年です。☆
 
 
 
※※※この画像(記事は)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。※※※

 

 

 

 

2件のコメント

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勉強になりました。先進国と呼ばれる国々にはそれなりの義務があるのですね。心に留めておこうとおもいます。ところで、今年も鳩がやってきています。日に日に大きくなる声を聴き名ながら、暮らしています\(^o^)/

鳩ですか! 久作さん

なんだか気持ちがいい声のような気がしました。(^O^)
楽しい日々を!