Archive for 2011

来年度の目標

昨年の年末に、どうしても書きたくて書いたお話に、


「あくまのおかあさん」というものがあります。


あくまのおかあさんと、あくまのこどもと、いくちゃん が 繰り広げる


「ハミガキをしないとお口の中がバイキンだらけになっちまうよ~!」

ストーリー。


山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。-あくまのおかあさん


画像をクリックすると「あくまのおかあさんブログ」に飛びます。


今年は、エッセイ以外のお話を書く時間がほとんど取れませんでした。


お薬手帳を見てみたら、12月はほとんど毎週小児科に通っていることがわかり、


師匠かマペ次郎のどっちかが必ず何かに感染しているから、


「誰も感染していない」黄金期は、一週間あれば御の字な方です。


(今はマペ次郎さんが中耳炎。耳鼻科は長いよ~!)


だけど、書くのって本当に楽しい。


自分一人のために書いてて、書けば書くほどしあわせな気持ちになってくるんだから


私って本当に、お手軽な人間だなあ…と思うのです。


頭の中にストックされているお話が、もうそろそろ出して欲しいと


最近、直訴札を持って直訴してくるようになりました。


もうそろそろ、この直訴に答えなきゃいかんだろうと

思っています。


今は、読売新聞青森版で連載しているバッチャのお話(エッセイ170本くらいある)を、


本にまとめる作業をしています。


やっぱりまとめていると、まるまる書き直しになることが多くて


なかなかうまくまとまらないのですが、


いっそのこと、新しいのを上から書いていこうかと、この間道が開けたので、

残りはスーッといけそうです。


林さんの奥様(エレキさん)が以前、「今やっていることは、次に繋がるんじゃなくて、


次の次ぐらいに繋がるんだよ」と言っていた言葉が印象的で、


確かに今やっていることは次には繋がっている感じはしないのだけど、


次の次ぐらいには確実に繋がってるなあ……と


思うのです。


だから繋がった時には「まさかコレがソレに繋がってたなんて……!」


と思うことになります。


今年一年、「コレが何に繋がるんだろう?」と思って暮らしていた人も、


再来年になれば、「まさかココに繋がっていたとは!!」と思うことが


いっぱい出てくると思います。


だから今やっていることって、全然無駄じゃないんです。


どこかの時点から見たら、必ず必要があってやっていることなんですから。

山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。

わが家の一年前なんて、


マペ次郎がモシモシのことを「もんもち!」って


言ってたぐらいですから。


最近なんて「おかしゃんに代わります-!」ぐらい


言いますから。だけど最初っから「あ、今 母に代わりますね」


といえちゃう幼児は不気味なので、


よくわかんないけど「もんもち!」って言う気概が必要なんだと思います。

2011年の目標は、「書くことに戻る」でした。


この目標は全然達成されなかった感がありますが、


私のやっていることはいつも、次の次に繋がる……ということは、2012年!


来年は書くことに戻れる気がします。

ちょっとフライング気味ですが、


皆さんよいお年を!


山田スイッチ(^-^)p 2011/12/31


来年もどうぞよろしくお願い致します!


 

2011 読んでよかった本

今年、震災が起きてすぐに私がしたことは、

出ている雑誌をできるだけ種類多く、買い占めることでした。


あの時すでに、出版界に大ダメージがくることを

予感していた私は、少しでも……一冊でも多くの本を

自分のお金で買おうと思っていました。


紙の工場も被災して、雑誌の売り上げも落ち込み、つぶれる雑誌は後を絶ちませんでしたが、

夏の頃からか、ようやくいつも通りの、出版不況でありながらも、本を出していこうという

気概を感じ取ることができました。

アルカナシカ 人はなぜ見えないものを見るのか/田口 ランディ
¥1,575
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アルカナシカは、今年読んだ本の中で

最も心に残る本。

だけど、この本をどう表現していいのかずっとわからないままでした。


田口ランディさんが取材するうちに出会った、

UFOに何度も遭遇したという、五月男さんの話が最も鮮烈で

記憶に残るのですけど、そのお話は、心の隙間を縫って潜り込んでくるように

じんわりと悲しく、淡々としていて、切ない。

読んでいるうちに私たちは、


中国残留孤児だった、五月男少年の

気持ちになって、その少年そのものになって

五月男さんの体験と同化してしまっているのです。


母親とはぐれ、中国から一人で子どもが日本へ帰ってくることは

とてもつらく大変なことなのに、それを語る五月男さんの口調が、あたたかい。


知らぬ間に本の中に取り込まれてしまう。いつの間にか私は、五月男少年になって

泣いていたり、母親に抱きしめられて、ぼんやりしていたりする。


そういうのが、本当の読書体験なのではないか? と思います。


同時期に出された小説「マアジナル」も本当に素晴らしいのですが、

この、中に取り込まれてじんわりと感じている奇妙な気持ちは

読まなければわからないものです。

スウィート・ヒアアフター/よしもと ばなな
¥1,155
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お腹に鉄の棒が刺さって死にかけた主人公の女の子が、

死後の虹の麓にいるような、あたたかい世界から戻って来て以降、

目に見えない世界を見るようになり、そうでありながらも

静かな悲しさのある世界で、その空気と…霊が見えるけど普通に暮らしている

やさしい人たちに癒されながら

自分自身を復興させていくお話。


変わりたいと思っていても変われない人たちはたくさんいる。

だけど、本当の意味で変わるということは、

こういうことなのだと教えてくれる本。


この本は、1番ばななさんの見えてる世界を

正直に綴った本だと思う。

こういうのが、嘘がない話なのだと思う。


アトンの娘―ツタンカーメンの妻の物語 (1) (中公文庫―コミック版)/里中 満智子
¥620
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アトンの娘―ツタンカーメンの妻の物語 (3) (中公文庫―コミック版)/里中 満智子
¥620
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この本は、古代エジプトにおけるアトン信仰(純粋な太陽信仰)に

宗教改革をしたツタンカーメンの花嫁の、母親の代から語られるお話なのですが、



本を読んですぐには、エジプト人の性の乱れが心配だと

紀元前1353年の古代エジプトのことを本気で憂い、



中盤では本当の恋って、何なのだろう? と政治に振り回される

二人の少年少女の恋を心配しながら、

本気で少女漫画を読みふけるように切なく嘆息し、



最後。



「神とは人が納得したがるが故に生み出された存在」



という、宗教の底を見つめる光に照らされつつも、


なお、その宗教に助けを求め、縛られる人間の姿が描かれています。


最後のページのツタンカーメンの花嫁の現代に向けたメッセージ

(里中さんの創作)が、見事です。




「あれから3300年も経っているのですから、


人々はより知的になったはずで


真実と理想をその手につかめるはずですが___


それとも、


知性と理性はわたしたちが生きていた


あの時代と、たいして変わりはないのでしょうか?



わたしにはわかりません。



何も、わかりません。



でも、考え続けているのです。



わからなくても、わたしは、



考え続けています。」




「アトンの娘 全三巻」 里中満智子 中公文庫 より

アトンの娘―ツタンカーメンの妻の物語 (2) (中公文庫―コミック版)/里中 満智子
¥620
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ロトの紋章クッキーもらったよ!

山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。-111229_2053~001.jpg

ところで西国分寺の「にしこ君」って何?

山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。

着ぐるみもこんな形なのだそうです。

 

今年も段ボール堆肥やります!

山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。-111229_1447~001.jpg

なんか格好いい腐葉土が手に入ったので段ボール堆肥に取り組むことに。

腐葉土対籾殻くんたんは、3対2の割合で入れると良いそうですじゃ。

がんばりますじゃ。

スイッチ

 

寝違えの女王

2011年のことを思って振り返ってみると、

首を寝違えた年だったと思います……。


首を寝違えて3ヶ月間治らなかったという体験は、

その3ヶ月という時間の長さが印象的でした。

その間、首に麻酔の注射を何度も打ったし、首に電気もかけたし、

自分がストレートネックという、非常に珍しい首の骨の持ち主であることも

わかりました。


寝違えた原因はやっぱり、

震災後の小学校の講演回りで外国人女性シンガーのアブリル・ラヴィーン

の名曲・「ガールフレンド」を

口パクで熱唱して回ったために、

ベスト・ダム・シング/アヴリル・ラヴィーン
¥2,300
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首に無理な運動がかかったせいなのですが。


首が肉離れでもしたような

痛さになってしまい、相当首について考えた結果、寝違え三箇条なるものを

考案致しました。


寝違え三箇条

第一条 うつ伏せに寝てはならない。


  首に負担のかかる寝方は、 うつ伏せと寝返りなしの真横です。

  真横になって寝ていると、片方の顎にだけ負担がかかり、

  まるで顎関節症のような鈍い痛みを感じさせます。


  歯が悪いのではないのです。寝方が悪いのです。

  大人は身体が重くて寝返りがなかなか打てないので、

  寝返りを打ちやすいポージングか、

  むしろ寝返りは打たない方向で低反発まくらなどを利用するといいと思います。



第二条 高さのある枕は絶対使わない。


 頭というものは、非常に重いんです。

 その重い頭を支える首には、ものすごい負担がかかっています。

 私のようなカーブのない直線の首の骨を持っている人間には、

 とくにその負担は大きくかかります。


 枕の高さが高ければ高いほど、首は無理して頭を持ち上げることになります。

 理想的な枕の高さは、首の代わりに頭を支える程度。

 バスタオルを一枚、枕状にたたんで、自分の首に合うか合わないかを

 いろいろたたんで当ててみて、「これだ!」という高さに巡り会えるまで

 帰ってきてはいけません。


第三条 首だけ治そうとしても首は治らない


 首というものは、身体と地つなぎでつながっています。

 なので、いくら首だけを治療しても、根本的には治りません。

 とにかく、首のためにも歩いて身体をほぐすことです。

 

 全身がつながっていることを意識しますと、 

 首への負担は顎からきているかもしれないし、

 運動不足のそけい部からきているかもしれません。 

 たまには肩に荷物をぶら下げずに、歩くためだけに歩くようにして、


 首のご機嫌をとってみてください。


以上、寝違え女王からでした!

(こんな女王にはなりたくない 2011 第一位 当社調べ)