Archive for 10月, 2012

エコハンター第52回 「みんなのキッチン節約術」

エコハンター第52回 「みんなのキッチン節約術」

 

キッチンの節約術を募集したところ、

陸奥新報文化部の鈴木さんから「余り野菜でスープを作る、野菜を干す」というアイディアを頂きました。

あ…余り野菜でスープを…! まさか余り野菜がスープになるなんて。盲点でしたね…。

エコハンターとしたことが、危うく冷蔵庫のキャベツをダメにしてしまうところでした。

 

夏は特定の野菜が大量に採れますよね。

夏野菜を腐らせないようにするために、

どれだけたくさんの主婦が頭を悩ませているかは計り知れないものがあります。とくに、ささげ。  

私の村ではささげが採れる頃になると、どこからともなくささげ家にが集まってきます。  

茹でたり、天ぷらにしたり、炒め物にしたりとささげを食べまくるのですが、

一度に採れる量が大量なので、ささげが夢に出てくるほどささげを食べる日々が続きます。

 

そこで、エコハンターの先輩に相談したところ、ささげは大量に採れたら茹でて、

ミキサーにかけてペースト状にし、カレーにしたらどうかというアイディアを頂きました。

ペースト状にしたら冷凍も効きそうですし、豆のカレーだなんて素敵ですよね。

先輩ハンターの家では、あらゆる夏野菜をペースト状にし、

タマネギ・トマトを加え、スパイスとウェイパー(中華だし)で味を調え、カレーにしていったそうです。

 

最終的には、キュウリですらも煮込んでカレーにすれば

美味しいキュウリカレーになるという結論にたどり着きました。

キュウリのカレーは、案外いけます。

キュウリが大量に余った時は、ぜひとも試してみてください。

 

干し野菜には、前々からチャレンジしているのですが、なかなか失敗することも多いのです。

ですが、ザルの上に並べて一日干し、半生状態にするセミドライの方法だと、案外失敗なく干せます。

干すだけでうまみが増すという干し野菜。

これはもう、干さない手はないですよ。

しいたけなんかは干すとビタミンD2が出来て栄養価も上がります。

キャベツやタマネギなどは水分が飛んでいるので、炒める際の時間の節約にもなります。

先日、パプリカを完全に干そうとしたら、三日目に立派なカビが生えてしまいました。

セミドライの野菜は一日干したら冷蔵庫で保存して、早めに使い切るのをお勧めします。

 

<エコハンター第51回 「エコハンター流キッチン節約術」>

<エコハンター第53回 「極みの水」へ>

 

他の回のエコハンターはこちら!

 

※※※この画像(記事)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。※※※

 

 

 

真剣3才

121031_1307~001.jpg小児科にて

 

かっ飛ばしてる通販生活

 

通販生活が、何事かというほどかっ飛ばしてるのでご報告します。

2023年の未来の商品売り上げベストテンには、キックボード付のスーツケースや足踏み式洗濯機が入選!
 
3・11以降の技術者は電気を使わない商品開発に明け暮れていたんですね!

 

「サンカーラ この世の断片をたぐり寄せて」 

2012年9月のある日に、田口ランディさんのTwitterでこんな言葉がつぶやかれていた。

 

「わたしはわたしじしんの神秘についてしらなすぎる。わたしじしんの隠された美や、無垢や、

誠実について知らなさすぎる。わたしに向う情熱が少なすぎる。わたしを知ろうとする熱烈さが少なすぎる。

わたしこそ人生をかけて解くべき謎であるのに……。その答えを他人にもとめすぎる。」

 

と……。

このつぶやきは一瞬で胸の奥に大きな謎として入ってきて、

私の心を占めた。

 

この言葉が、

当たり前のようにタイムラインから流れて去っていくのは

本当に不思議だった。

そこに本当の答えがあってそこに分け入っていくことを

わたしたちはしなきゃならないしそこにしか答えはないように

感じた。

 

「サンカーラ この世の断片をたぐり寄せて」は、

自分の上をたくさんの津波が通り過ぎていくのを感じながら、

ザアザアと流れる海の底にある静かな「わたし」がいる場所へ

帰りたいと願っている小さな女の子のお話だと思う。

 

田口ランディという一人の女性を何人かの写真家が撮ると、

撮る人によって全部違う人になる。

強いランディさん、面持ちの深いランディさん、面白いランディさんと……、

いろんなランディさんが写真に映っている。

 

だけど、何度か田口ランディさんにお会いして、一番この人の底に沈んでいる静かな砂を写しているのは、

にのみやさおり さんの撮った田口ランディさんだと思った。

 

そこには、小さな女の子が映っていて

女の子は森で遊んでいた。

賢者にも見えるのに、少しさみしそうな女の子。

森の水たまりの冷たさや匂い、ぬるりとした感触が伝わってきそうな写真。

 

ゴーゴーと流れる社会と情報の波にさらわれそうな

表面の方のわたし を取り残して、女の子は森で静かに遊んでいるのだ。

彼女と、底にいる彼女が一体になることを望んで、

私は「サンカーラ」を読み続けた。

 

「三月十一日以降、私は寂しさや哀しさという感情から疎外されるほど、動き回っていたように思う。

社会が求めるものは常に発言であり、行動だった。沈黙も、瞑想も、求められてはいなかった。

(中略) 私は避難場所を見失っていた。自分を慰める場所に戻れなくなっていた。

  そして、日本を離れてやっと、誰でもない自分になって、この古い城下町のホテルの一室にひきこもり、

内気な自分を取り戻していたのだ。もしかしたら、いまもたくさんの人達が、

被災地で、シンポジウムで、デモ行進で、社会が求めるままに行動し、

発言しているんだろう。そこでは沈黙は、忘れられているのだ。

だが、私はいま、沈黙に宿る力を感じている。

 それは、私の本質にかかわる名もなき力であり、湖底に沈んだ一枚の金貨のように、

ちらちらと光を発していた。」

 

田口ランディ 「サンカーラ この世の断片をたぐり寄せて」 新潮社 より

 

この本は、弱さを全部吐きだして、

「私はこんなに弱いんだよ。社会的に強いように見せている私だって

こんなに弱い。こんなにもだめ。だから、弱くてもだめでも大丈夫なんだよ。」と、

極限まで弱さをさらした本だと思う。

そうすることによって、私たちの、ピンと張り詰めて今にも切れそうな糸を

ゆるめようとしているように感じられるのだ。

 

好きなページがもう一つ。

170ページにある、水俣の緒方直人さんの語る言葉が

波のように静かに寄せてくる。

 

「自分の意志ではないってことですか?」

「どんなにがんばっても、機が熟さなければどうしようもない。それまでは何度でも試される……」

「試される、誰にですか?」

「なんだろうなあ。二十代の頃は苦しくて苦しくて、自殺したかったり、いっそのこと

チッソもろとも爆死なんていう、自爆テロのような衝動を必死で抑えていた。

そういう死にたい衝動がね、何十回どころか何百回と襲ってくるわけですよ。

そのとき、やっぱり俺は海に相談するというかね。自然界に感情をぶつけるわけですよ。

だって生身の人間にはそこまで言えませんからね。それに、もう人間とは言葉が通じなくなっているんですよ。

気が狂ってるんだから、しょうがありません。

だからね、言葉が通じないものに投げかけるんです。

草木や、空を飛んでいる鳥であったり、海であったり、魚であったりね。」

 

 

「沈黙の豊かさ」を模索するためにこの本は与えられている。

そこに、どう分け入っていったらいいのか。

ドタバタとたくさんのものごとに振り回されながら、ヒントは

あちらこちらに

散りばめられている。

 

サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて

 

エコハンター第21回「来るべき食糧危機に備えて」

 
エコハンター第21回「来るべき食糧危機に備えて」  
 
来るべき食糧危機に備えて…何か対策をしているという方は、意外と少ないのではないかと思います。
しかし先日の震災による、「スーパーから納豆が消える、乳製品がなくなる、肉・魚・卵が消え去る」という非常時に、我々が何をやっておいたらいいかと考えたら、それは食糧と飲み水の貯蔵だと思ったんです。
 
食糧の貯蔵は平常時に執り行わなければなりません。
どうしても人は、非常時になんかしなきゃと思う生き物ですので、わざわざ非常時のスーパーに出向いて食糧を貯蔵しようとして、「食べるもの何もなかったわ!」と嘆いて帰ったりするのです。
そうなる前に、じわりじわりと世の中に迷惑をかけないように食糧を貯蔵していく必要があると思うのです。
 
山田家の食糧貯蔵状態は、なかなか良好です。2リットルサイズのペットボトルが空いたら、ペットボトルを洗浄して中に水道水を入れて蓄えるというのを続けたところ、地味に20本の水道水(40リットル)が蓄えられました! 定期的に中身の点検(腐ってないかどうか飲んでみる)をして、来るべき断水に備えています。
そして、米や乾物、缶詰などの腐らない食材は、今のうちに貯蔵しておくと良いのではないかと思うのです。
 
場所も取らず保存性の高い乾物をいざという時に使いこなすためには、今のうちから美味しい料理法を研究しておくと良いですね。
切り干し大根は水で戻すのが大変そうに見えて、実は使い勝手の良い食材なのです。
 
切り干し大根とカットわかめの味噌汁なんて、ほとんど包丁を使わなくても作れるのです。
これに昆布も加えれば、美味しいお味噌汁になること請け合いです。
乾物は価格も安く、水に漬けておけば勝手に戻るし量も10倍になるので、給料日前に備えて保存しておくと良いかもしれません。
 
リンゴの皮も捨てずにアルミトレイに載せてストーブの上で加熱すると、アップルスナックになり、保存性が増します。
無農薬ミカンの皮は乾燥させると橘皮と呼ばれる漢方薬になり、風邪予防や身体を温める作用があるので、たくさん干して保存しています。
 
いつ訪れるかわからない食糧危機に向けて、エコハンターはやる気全開なのです!
 
 
※※※この画像(記事は)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。※※※