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懐かしのAtoZ浴衣

 

今日は土手町で時代街道行列があると聞いて、浴衣で土手のカリマハラジャさんに来ました!

藤田記念庭園でも浴衣で行くとドリンクがつくらしいです。浴衣の街弘前っていいね。

土手町はバスが何台も乗り付けて大賑わい。お稚児さん行列って、着物と子どもが好きな人にはたまらないよね。

 

AtoZの記憶

おみそれします、スイッチかあさんです。

スイッチかあさんの憧れのアートライターであり、キュレイターであり、コーディネーターであり、
ママさんライターである児島やよいさんとの対談記事が
児島やよいのアートママ対談 エクストラ に掲載されました!

この、ママさんライターって響きがすごいよね。
ママさんバレー的な。
そう。我々は、ママさんなのだ。

憧れてた児島さんにお会いして、
しかもお喋りまでして。
スイッチかあさんのハートはマグナムのように爆発寸前!
二年前の2006年に弘前市で起こったアート事変
奈良美智+graf AtoZ展で子抱えボランティアライターとして
展覧会を実況中継していたスイッチかあさんですが。
まさか、こんな素敵な出会いが起こるとは思ってもみませんでした!

この年は凄い年だったのですよ。
スイッチかあさんと師匠は何故か
この年、写真家のアラーキーに写真をとってもらうは
(日本人ノ顔 プロジェクト 青森ノ顔)、
大好きな永野雅子さんに写真を撮ってもらうは
暴走族やマイノリティーを追い続ける吉永マサユキさんに
ボランティアの集合写真を撮ってもらうはで。

ボランティアで忙しくて子供の一歳の記念写真とか
全然撮ってなかったけど、
アートママ対談で写真家の森本美絵さんに、
児島やよいさんと愛息のRQくんと。師匠と一緒に
写真を撮って頂いて。
森本美絵さんって本当にこの世に存在していたんだなあと思って。
なんだか、すごく不思議だったんです。

森本美絵さんの写真って、本当に
透明だなあと思う。

奈良美智、という名前と作品のイメージは
今、一人歩きの危険にさらされていると思う。

それは、よしもとばななさんの本が初めて出版された頃、
書店や図書館や商店街に一斉にポスターが貼られ、
「キッチン 吉本ばなな」という言葉が誰の目にもとまるようになり
そのせいで読んでもいない人までもが
よしもとばななを読んだ気になってしまい、
読みもせずに「歌でいうなら、ドリカムみたいなんでしょう?」と
「どうせドリカムでしょう?」と言っちゃうような。

そんな雰囲気。
しかし、実をいうと、それをいう人は
ドリカムだってちゃんと聞いてはいないのだ。

森本美絵さんの写真には、そういった表面的なイメージが
写らない。
写された風景はすごく透明で、混沌としているのだ。
それは、一つの場所に立って世界を見るように
その場所以外のもの
その上空にある空や何キロも離れた場所にある木々、林。
そういう空気が(恐らくは森本さんが感じている空気が)
写真に写り込んでいる。

奈良さんのポートレイトとして撮られた
『STUDIO PORTRAIT』では、
床に散らばったタバコの吸い殻や、絵の具で汚れた画材。
絵の向こうにいるであろう奈良美智の足と、
その世界にたゆたう空気が映し出されていた。
STUDIO PORTRAIT 奈良美智の製作風景

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AtoZ展では、そういった
ペンキにまみれたような世界が
カンナ屑が。真っ暗な吉井酒造煉瓦倉庫の中で
くすくす笑いながら作業していた子供のような
大人達が。楽しくも、シンと。

架空の街を作っていく姿が本当に
たまらなかったのだ。

奈良美智+grafの旅はまだまだ続いている。

たくさん感じたから、たくさん書けた。
(ただし、私の感受性を使うとどうしても
落ち着きのない文章になってしまうのだが。)
このことに、心から感謝したい。

児島やよいのアートママ奮戦記
http://artmama.lammfromm.jp/

宮村周子の展覧会リコメン
すご早!アート2.0
http://sugohaya.lammfromm.jp/

graf のコニタンのブログ
感動的なタフさ、世界、ビールで乾杯!
http://koniblog.blogspot.com/

NARA:奈良美智との旅の記録

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AtoZ メモリアルドッグ オープニングセレモニー

昨日は奈良さんの
AtoZ メモリアルドッグ の除幕式があった。

メモリアルドッグは最初、
ユニークにも目をざぶとんをガムテープで十文字にあてていて。
まるで奈良作品によく現れる眼帯を両目にしているみたいに
なって、そのざぶとんの紐が引かれると、
メモリアルドッグの眠っている目が初めてお目見えして、
除幕の合図になっていた。


2歳児にはそれがすごく不思議に映ったらしく、
何度も「わんこ、おめめかくしてたんだよね!」
と言っていた。
「パッてめめ、開いたんだよね!」

師匠を連れて行ったら、通りすがりに奈良さんが
師匠の肩を、ポンとたたいてくれた。

奈良さんっていつも
子どもに挨拶を欠かさないなあって思った。 
子ども、好きなあ。

去年、煉瓦倉庫にいた師匠に真っ直ぐ寄って来て、
「ベイビー」
って言ってくれたのが、すごく自然で素敵だったなあと思い出した。

倉庫の周りはとてもハッピーな空気が流れていて
手作りの万国旗には「おめでとう」と書かれていた。
たくさんの出店が出て、
子ども達には
何メートルあるの!? というような
ロングケーキが切り分けて振る舞われて。
今日この日のためにきっと、何ヶ月もかけて準備してきたであろう
実行委員の人たちのの苦労が伺えた。

昨日はgrafチームののコニタンや、ワッキーさん
ワッキーさんの奥さん(美人)や児島やよいさんにも会えた。
もちろん、たくさんの仲間達にも!

 

AtoZ Memorial Dog 

2006年に青森県弘前市で開催された奈良美智+graf AtoZ展の
AtoZ Memorial Dog が弘前市に寄贈されました。

AtoZ展は昨年開催された展覧会で、ボランティアで開催された展覧会として
記録的な動員数、8万人を記録した展覧会です。
その特別な展覧会は、今でもたくさんの人たちの記憶に残っていることでしょう。

AtoZ Memorial Dog は、奈良美智さんの犬をモチーフにした立体作品で、
高さが3メートル、全長4・5メートルの巨大な犬です。
明日はその除幕式です。
※この作品はパブリックアートとして設置され、いつでもどなたでもご覧になれます。
AtoZ Memorial Dog のお誕生会は誰でも参加できるそうなので、

詳しくは こちらのサイト をご参照下さい!

日時:2007 年10月21日(日) お誕生会/13:00-14:00
生誕祭 /13:00-16:00
参加無料 場所:土淵川吉野町緑地(青森県弘前市吉野町2-7)
主催: NPO harappa

 

AtoZ展終了

奈良美智+graf AtoZ展、無事に終了致しました!

青森県にある弘前の煉瓦倉庫に、会期中訪れた人数約7万9千人。


今頃になって、

五ヶ月間をかけて廃材で街を創り、

世界を創るというのは、

もう二度とないことなのかもしれないなあ…と思ったスイッチです。


会期中に何度も絵を観にいったのですが、

毎回見える絵が違っていました。

同じ絵なのに、見えるものが毎回違う。

やっぱり、絵は観る人の心の状態と深く関わっているのかなと

思いつつ。

ある時はボランティアで関わりすぎて、絵がきちんと見れない時もあった。

突然絵が迫ってくる時もあったし、深く深く吸い込まれそうになることもあった。


だけども、

驚くほどに。私はAtoZの街の建物の一つ一つと、絵の一つ一つを憶えている。

世界は、何かをきっかけに 無限に拡がっていくような気がした。

この扉を開けたらどこに繋がっているのか、先はわからない。だけども、

開けたら今までとは違う世界に私は行く。

意識が変われば見えるものは違ってくる。

そして私の中で問う人がいる。

「では、何を見たのだ?」


よしもとばななさんが、新刊ですごいことを語っていた。


よしもと ばなな
ひとかげ

「子どもたちの心と体は、聖堂だ。僕が作ったのではないし、僕には修理もできない。でも神聖なものとして敬意を持って扱いたいんだ。…(中略)」


「それでは、私の、私の聖堂を、取りもどさなくては。」

この、体を「聖堂」と呼ぶシーンにゾクッと来た。



そして私はこの聖堂のイメージに、奈良美智さんの作品である

Fountain of life の八角堂、あるいは

Shallow Puddles のイメージを見た。

 展覧会のShallow Puddles という小屋は、中に入ると貝殻のように渦を巻いていて、中心に黒い天蓋を持つお堂に出る。六枚の皿絵が中心を囲むように配置された白い空間は、手前が漆黒の枠一つ一つに区切られていて、二重構造になっている。漆黒の柱が聖なるものを守るように手前に配置されており、作品に手を触れることはできない。

 作品は壁の白さに反射して強烈な光で照らされている。

 

 手前に配置された漆黒の黒枠と天蓋に続く闇がコントラストになり、絵と光がまばゆいばかりに差し迫ってくる。私にとっての「聖堂」だ。


 ばななさんの作品と奈良さんの作品は、どこかリンクしていると思う。

そしてそれが思いもよらぬほどに、先を行っている。

 ばななさんの小説が真に新しいと感じさせられるのは、きっとばななさんが、常に人の心というものを探求しているせいであろう。


「ひとかげ」は、十四年前に書かれた 「とかげ」のリメイクだというが、

まるで違う小説に思えるほど、文章が美しく、柔らかだった。


 会期終了の二日前に、よしもとばななさんが煉瓦倉庫を訪れた。

どこかの場所に行くというのは、運命なのだと思う。

 運命は何があっても必ずその人を運んでいく。行きたい場所と行くべき場所は違うと思う。きっと、行くべき場所は体の中の装置が勝手にその事実を知っていて、自分がそこに行くように意識と関係なくセットしているのだと思う。


 必ず人は、自分にあった運命の場所

 訪れる仕組みになっているんだと思う。